月下美人さんとモバ友になろう!
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- 2009/11/11 17:25
- 1+1=2の証明
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- ~ペアノの公理定~
peanoにより公理定化された自然数の定義のことで次の5つの効理からなる
自然数と0の集合をMとするとき0はMの元である
nかMの任意の元であればその後継successorと呼ばれるsuc(n)がただ1つMに存在する
後継が0となるような元はMには存在しない
Mの任意のもとM,nに対してm≠nならばsuc(m)≠suc(n)が成り立つ
Mの部分集合 A が0を含み nを含めばsuc(n)を含む時 AはMと一致する(数学的帰納法の原理)
公理において定数記号は0しか明記されてないので定数記号を次のように定義する
1=suc(0)
2=suc(suc(0))
3=suc(suc(suc(0)))
ペアノの公理定より 加法を次のように定義することができる
Ⅰ,Mの任意の元aに対して
a+0=0+Aすなわち0を加法に関する単位 元とする
Ⅱ,Mの任意の元a,bに対して
suc(a)+b=a+suc(b)
=suc(a+b)
Ⅰ,より
suc(a)=suc(a+b)
またⅡ,より
suc(a+0)=a+suc(0) =a+1
よって suc(1)=1+1…Ⅲ
Ⅲ にa=1を代入すると
suc(1)=1+1…Ⅳ
ここで 1=suc(0)なので suc(1)=suc(suc(0)) =2…Ⅴ
Ⅳ,Ⅴより
1+1=2
- ~ペアノの公理定~