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    • 2011/8/7 8:28
    • 妖怪取締事務局・帰郷編⑮
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    • emoji妄想小説です。
      苦手な方は回れ右emoji




      emoji妖怪取締事務局・帰郷編⑮



      「―さてと、取り敢えず俺の家に行こう。このままじゃ風邪ひいちまう。」
      「チャンミン達は?」
      「家に着いてから連絡するよ…手が悴んでて指が思うように動かないし。」
      「あはっ、俺も!」
      「ジェジュンは鼻も真っ赤だしな。」
      「俺は白いから目立つだけで、ユノだって赤いよ!」
      「はは、そうだな。」

      俺よりうんと歳上なのに子供の様にムキになるジェジュン。
      そんな彼に笑い掛けながら、繋がれたままの手をポケットに突っ込む。
      そんな俺の行動に、ジェジュンは可笑しそうに吹き出すと「暖かいね」と呟いた。





      「お帰りなさい。思ったより遅かったですね、二人共。」

      頭や肩にこんもりと積もった雪を玄関で払い落とし、暖かな居間に足を踏み入れた俺達を出迎えたのは俺の家族…ではなく、事務局のメンバー達だった。
      三人は部屋のど真ん中に置かれた炬燵に入り、ぬくぬくと暖を取りながら…何故か暢気にうどんなんか啜っている。

      「ヒョン!これが冬の名物の炬燵なんだね?!あ~事務局にも一個欲しいな~。」
      「置くなら仮眠室?給湯室?僕、給湯室が良いな~…食べた後すぐ寝れるし!」
      「ジュンスヒョン、物食べながら口開けないで下さいよ。」
      「うわ!ジュンス溢しまくってるじゃん!」

      まったり寛ぎモードの三人の姿に…俺はすっかり声を掛けるタイミングを見失った。
      助けを求める様にジェジュンを振り返ると、彼も俺と同じ様にポカンとした表情を浮かべている。
      …どうやら、ジェジュンも何も知らされていなかった様だ。

      「あら、ユノ帰ってたの?」
      「母さん。」

      呼ばれて振り返ると、湯呑みを乗せた盆を持った母が其処に居た。

      「あっと…ただいま。」
      「ただいまって…あんたこんな天気に何処行ってたの?お友達待たせちゃ駄目でしょう!」
      「いや、うん…そうだね。」

      母は炬燵に湯呑みを置きながら、お得意の小言を繰り出してきた。
      待たせたも何も、俺だって家に居るなんて知らなかったんだから仕方ない気もするが、いちいち説明するのも面倒だと適当に相槌を打つ。
      俺の適当な相槌に、母がすっと眼を細めて口を開こうとしたところで、漸く俺の後ろに立つジェジュンに気が付いた。

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