まめぞぅさんとモバ友になろう!
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- 2012/7/1 23:31
- クダをまく女 …最終回?
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滞ってスミマセン。やっと書けました
お巡りさん3人掛かりで引きずる様に玄関から連れ出し、ミニパトに押し込んだ。
小さい車に態度のでかい酔っぱらいと、大の男が3人…窮屈すぎる。
ヒンヤリとした早朝パトカーを先導して、母のうろ覚えな記憶を便りに泥人形と化したカズちゃんのねぐらに向かい走る私の車。
母の記憶力も捨てた物ではなく、何年も行った事がないと言う割りにアッサリ着いた。やるな、母よ。
袋小路は広々としていたので私達は適当に車を停めた。
どろどろと溶けてしまいそうなカズちゃんはパトカーから引っ張り出されると、その場に座り込んでしまった。
「ホレ!どの部屋だ?鍵出せ、鍵!」
「いやだ!今日一緒に泊まってくれる?」
「あー泊まってやるから早く立て」←絶対嘘だwww
しょうがないな、こりゃ、とお巡りさんはカズちゃんのパッグのポケットを適当に物色して見事お宝を掘り当てた。
「コレか?これだな!部屋はどこだ?」
以前黙秘中なので、頼りは母の記憶力。
「たしかあの辺だったと思うんだけど…」
2階の4つあるドアのうち3つくらいを指差して首をひねる。ざっくりすぎる。
「とりあえず2階なのね?ホレ。重たいから自分で歩けー!」
「39キォ(kg)です。」
「えー!そりゃ軽いな!!」
むちゃくちゃなやり取りをしながら、足に全く力を入れようとしない泥人形を抱えてアパートの狭い階段を登って行った。
私は下でお見送り。
表札の出ている部屋があった事もあり、一発で当たりのドアを引いたらしい。ちょっと乱暴に玄関先に放り込まれるカズちゃんが見えた。
「ホレ、コレでおわりだ。」
「じゃーね、カズちゃん。ちゃんと布団で寝るんだよ!」
母とお巡りさんの声が聞こえた。もう散々な目に遭っているので扱いが雑な事この上ないw
アパート前で軽く事情聴取された。
この時、一睡もしないまま朝の6時を迎えておりました。
人生初の経験を沢山しました。
「警察密着25時」系の番組に出てくる様な酔っぱらいを見たり、パトカーを先導したり、頭に来すぎて家の柱を殴ったら右手が紫に腫れたり、事情聴取受けたり(笑)
何のオチも無いまま私の愚痴日記は終了しますが、人というのは12時間も酔っぱらい続けられるのもなのですね。
いつか寝てくれる事を信じていたのだけれど(爆)
おまわりさんも「あの痩せ方は普通じゃないな」って心配してたよ。
お酒で体壊さないでね。そんな訳で嵐は去りました。
終わり