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    • 2025/7/21 11:33
    • 亀井勝一郎と堀辰雄
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    • 亀井勝一郎の『大和古寺風物誌』ってやっぱり名著だよなぁ…

      奈良にいる時や奈良から帰って来た時読み直すけど、こんなに正直に歯に衣着せぬ表現で奈良について記してるのはないのではないか

      堀辰雄も、奈良ホテルに泊まって『大和路』を書いているけども、こちらは奈良に付いてまろやかなのに対し、亀井勝一郎は厳しい(笑)

      どちらも奈良についての名著でそれぞれ良さがある。

      亀井勝一郎が、『仏像は美術品のように保管されているよりは人々に寄り添って朽ちていったほうがマシ』みたいなことを言ってるが私もそう思うのだ。

      元々、仏像って芸術品ではなく人々の苦しみに寄り添う仏を具現化したものだから。

      朽ちていったほうが本来の役目を果たしているのではないかと思う。

      今、寺に芸術品として大事に安置されて、お金を採取する道具として扱われていることに、運慶はじめとする当時の仏師たちはどう感じるのか。

      それは仏師にとって本望なのか。
      後世に大事に遺っていくのと、人々の悩みに寄り添い信仰の対象になり朽ちていくのと。
      どちらが仏師にとって本望なのか。
      考えさせられる。

      亀井勝一郎が新薬師寺の十二神将についてかなり当時のミーハー(笑)な流行りであった像であると辛辣に語っているのは面白い。
      現代人から見るとただただ『素晴らしい、かっこいい』という感想しかないのに対しさすが亀井先生だわ、と評したくなる。
      私は十二神将好きだけどね(笑)

      ミーハーだから_(:3」∠)_

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