あおばさんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2013/3/31 7:21
- ××チチのこと××
-
- コメント(3)
- 閲覧(38)
-
-
- 我が家には、小鳥が3羽いました。
食いしん坊セキセイインコのぽぽちゃん。
真っ白の新入りさん、セキセイインコのゆきちゃん。
それから、甘えん坊わがままボタンインコのチチ。
チチが3月29日、夜22時30過ぎに亡くなりました。
私の不注意でした。
ボタンインコはラブバードとも呼ばれ、パートナーにとても強い愛情を注ぎます。
チチは私をパートナーと見なし、片時も側から離れませんでした。
私の左肩が定位置で、他のインコには決してその場所を譲らず、近寄ろうものなら激しく攻撃していました。
彼氏にヤキモチを妬き、よく意味もなく噛みつきに行っていました。
私の恋人は自分だと、常に主張していました。
あの日、私は遅めの夕食を取る前にとトイレにたちました。
その時チチはリビングのカーテンリールの上で、じっと私を見ていました。
トイレを済ませて、リビングに戻ろうとドアを閉めた瞬間、ピイと悲痛な鳴き声が聞こえました。
ドアを開けると、廊下にチチがうずくまり鼻から血を出して痙攣していました。
おそらく、チチは私を追いかけて廊下まで来ていたのです。
そしてリビングへ続くドアの上で私を待っていたのでしょう。
私は、まったくそれに気付かずに…。
おそらく、ドアで挟んでしまったのです。
慌てて抱き上げて、私は彼氏を呼びました。
彼氏が病院に電話しました。
深夜ながら応対してくれた先生は、それはおそらく頭を挟んだので、手は施せない、とにかく小さな箱に入れて動かさないようにと言いました。
チチは私の手のひらの中で涙を流していました。
私は先生の指示に従い、チチを小さな箱に寝かせました。
チチは、私の服を掴んで、放そうとしなかったのに。
箱に入れた後、チチは痙攣して、すぐに息を引き取りました。
涙がとまりません。
私のせいです。
どうして最後まで抱いててあげなかったのか。
どうしていつも追いかけてくる子だということを忘れていたのか。
悔やんでも、もうチチは帰ってきません。
昨日、小さな木箱にお花と一緒に寝かせて火葬に出しました。
可愛いあの子は、もう私を呼ぶことはありません。
私の手の届かないところに行ってしまった、私のせいで。
左肩が、さみしいのです。
- 我が家には、小鳥が3羽いました。