モッサーリさんの日記

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- 2016/5/23 13:13
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- シスタープリンセスのロゴ中央にあるエンブレムと、斑鳩のラスボス「仏鉄塊・田鳧（タゲリ）」第３形態はよく似ている。両作品とも２００１年発売・稼働でシスプリは３月、斑鳩は１２月だった。以下類似点
  
  ・ハート
  シスプリでは愛の象徴。個性的（過ぎる）な妹達の様々なそれに対するアプローチは非常に豊富。最終盤に差しかかっての兄（プレイヤー）の「妹への回想」シーンは、ドン引…必見である。ググれ。
  斑鳩では内部に「産土神黄輝之塊（うぶすながみおうきのかい）」をメイン動力源としている。なおこのラスボスの第２形態までは、心臓をモチーフにした造型である（第３形態はその最下部にくっ付いていることが、開幕の一瞬だけ判る）
  
  ・クロス
  シスプリでは妹達の愛らしさをキリスト教の天使になぞらえており、その設定の記号化と考えるのが自然である。
  斑鳩では仏教の梵字が刻まれている。本作品の世界観を体現した記号化である。白と黒の属性を交互に変更させる自機と同じ特技を持ち、苛烈な弾幕と誘導レーザーで苦しめる。梵字は白は「ウン」、黒は「アー」と書かれている。つまり「阿吽（あうん）」
  
  ・王冠
  シスプリはタイトルにあるように「Princess」である。「かわいい妹達はみんなお姫様」という制作者側の想いから来ている。ちなみに本当のお嬢様設定の妹は亞里亞（ありあ）のみ。
  斑鳩ではその頭部内に鳳来天楼（ほうらいてんろう）が搭乗している（と思う）。彼女は「鳳来の国」の支配者兼超能力者。年は若いはずだが、顔は無数のしわ、髪は白髪と、老婆のような形相である。イラストでは椅子に座った後ろ姿のみで、どういう顔なのかは不明だった。
  この作品の自機・敵機の名前は実在の鳥が元ネタだが、田鳧は頭に長い「冠羽」が伸びていて、羽根帽子に見えることから「田園の貴婦人」の別名がある
  
  ・羽根
  シスプリでは前述の「天使設定」に付随した記号であろう。
  斑鳩では羽根だという明確な描写はない。むしろ、植物の蔓か根のように見える。この部分から左右６本、計１２本の誘導レーザーを発射する。この本数、シスプリの「１２人の妹」と見事に一致している