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- 2016/5/20 11:50
- ガンスターヒーローズ
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- 1993年9月10日発売。コナミから独立したトレジャーが、セガのメガドライブに参入して最初に作った射撃アクション。ジャンルとゲーム画面から、古巣であるコナミ『魂斗羅』によく似ている。
それもそのはずで、92年発売の『魂斗羅スピリッツ』を担当した2人のプログラマーがトレジャーに移籍しており、その土台と独自のカラーでまとめたオマージュ作品と言える。コナミも翌94年に『ガンスター』によく似ている『魂斗羅 ザ・ハードコア』を同じメガドライブで発売しているのだから面白い。
『魂斗羅』のシステムに、軽快な格闘要素とハイテンションさを備え、格闘要素は投げ・スライディング・飛び込み攻撃など。ハイテンションさはメガドライブのスペックにものを言わせた敵の物量表現や、大型のメカがこれでもかと現れる。特にパーツの組み合わせで生物的な動きを実現した「多関節キャラ」は好評で、本作や以降のトレジャー作品の代名詞となる。
射撃要素も空気な扱いにはさせておらず、4つの武器を2つストックできて任意切替は『スピリッツ』同様だが、その2つの武器の合成版が使えるのは斬新だった。そこに射撃タイプ(移動重視・狙撃重視)との相性が加わり、攻略の幅はあまりに広い。体力は数値制で、敵の各攻撃に重みの差が存在し、その見極めも問われるのだ。
覚える操作は多く(それらを十字キーと3ボタンだけで実現したのは凄い)、攻略スピードは遅くなりがちになるので、イージーから始めて徐々に慣れていくのを奨める。
多彩なアイデア・技術美・作り込みの深さ・コミカルとシリアスな展開など、愛される要素は豊富だ。アクションファンは是非やってほしい。現在はダウンロード版があるので売り切れるリスクもない。その中でPS3・3DS版は千円以下で買えるぞ!!
- 1993年9月10日発売。コナミから独立したトレジャーが、セガのメガドライブに参入して最初に作った射撃アクション。ジャンルとゲーム画面から、古巣であるコナミ『魂斗羅』によく似ている。