おたふく仮面さんの日記

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- 2009/11/1 23:25
- Mad Education
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- とある国の英才教育を受け続けたひとりの人間が
  
  「戦争は無くなりますか？」
  
  という質問にこう答えた。
  
  「無くなります。戦争の一番の原因は言語の違いによるｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝ不足です。世界共通の言語を作り、全員がそれを使えばいいと思います」
  
  それが、世界一の頭脳を持った者が見出した「世界一優秀な答え」だ。
  
  確かに「ｽﾏｰﾄ」な答えだとは思うが、
  
  確実に「ﾏｽﾄ」では無いし、「ﾌﾟﾗｸﾃｨｶﾙ」な物でも無い。
  
  所詮人間の心理や理性なんかを始めとした、所謂感情とかそういった部分の問題を
  
  高度な数式やﾃﾞｼﾞﾀﾙな情報処理で解析することなんて到底不可能だ。
  
  そもそも人間なんてものは「理論」的な生き物では無い。
  
  「理」と「性」の間をｲﾚｷﾞｭﾗｰなﾘｽﾞﾑで行き来する、不確かで掴みどころが無く
  
  穏やかで、それでいて暴力的な
  
  そんな、四方を矛盾で固めたような生き物だ。
  
  確立された規則性の空欄を隈無く埋めるような事は絶対に有り得ない。
  
  それはこれまでも、これから先もずっと、だ。
  
  それは世界一の頭脳が考えもつかない答えを、オレが発信している事実からも容易に伺い知ることが出来る。
  
  状況は常にﾊﾞﾘｱﾌﾞﾙに変化し続ける。
  
  観念論だけじゃどうにもならない問題だってことは
  
  嫌になるくらいに理解している。
  
  だからこそ考えるんだ。
  
  どうしたらいいのかを考えるんだ。
  
  考え、訴え、それが広がる。
  
  全てはそこからじゃないのか？
  
  何も難しい事は必要ない。
  
  どんな理論も、どんな武器も必要ない。
  
  どうしたらいいのか考えている人間が
  
  世界の人口とｲｺｰﾙになったその時
  
  その時既に
  
  問題は解決してるんだと思う。
  
  「頭の悪い」オレは
  
  「無力な」オレは
  
  今、そう思うんだ。