さおりんこさんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
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- 2015/1/26 22:43
- 真面目な話
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- 15年くらい前に見た映画「ノーマンズランド」
ユーゴ紛争を題材にしてその年のアカデミー外国語映画賞を受賞した作品。
映画館で観終わった後の衝撃は凄まじく、その後に友達と待ち合わせをしていたけれど、
いやいや遊びに行ってる場合じゃないよ~!
私も世界の為に何かしないと!
何かしなければ!
さて、何をしよう!?
出来ることが何かあるはず!
と、考え込んで、しばらくはその場から動けなかった。
(結局、遊びに行ったんだけど)
学生時代は青い正義感で自分なりにいろいろ思ったり考えることもしたけれど、歳を重ねるに従って、面倒な事に無関心になってきた。
愛の反対は無関心、と言うように、不条理な立場にいる人たちの痛みを知ろうともしなくなっていた。
大人だから、世界で起きている事を知るべきだと思うけど、情報が入手出来、悲惨な現状を知れば知るほど、私に何が出来るんだろう?と無力感にさいなまされてしまった。
様々な活動団体に資金を提供している人、特殊な技術を提供している人、そして私みたいにすっかり無関心にな人たちに必死に訴えていたジャーナリストの人たち、あの時私が感じた「何かしなければ!」の気持ちに向き合って、人々の痛みに寄り添っている様々な人たちが世界中にいて活動している。
私が後藤さんの為に出来ることはないし、世界平和のために出来る事ってささやかな募金くらいしか思い付かない。
それでも何かしたいと思うし、何かしたいと思っているって言うことしか出来ないし、言ったところで何も変わらないけど、それでも何もしないよりかはマシかなと思ったのよね。
- 15年くらい前に見た映画「ノーマンズランド」