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- 2012/7/16 19:49
- 報道規制0509
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- ニュース日記 について:
- 一昨日、千葉県の某中学校の校長を定年退職したAさんとお話させて頂きました。
Aさんが中学校教諭になりたての頃、ちょうど戦後ベビーラッシュで子供達の数が多く(昭和22生まれ~)、1クラス55人で1学年12クラス、全校生徒で2000人以上居る中学校がザラに有ったそうです。教室の数が足りず体育館を仕切って授業していたとか…
兄弟は1家族年子で3.4人居るのが普通で、実の親御さんですら子供達1人1人と向き合う時間は、ロクにとれなかったとの事。
そんなAさんが、昨今のいじめ問題で教諭と教委の質や姿勢を大変嘆いておられました。
まず当時、悪い事をしたり、怠けたり、いじめをする子供が居れば正座させて容赦なくぶん殴ったそうです。
その現象だけを捉えれば体罰ですが、Aさんに言わせると、こんなの体罰でもなんでもないとの事。
当時の教諭は例外なく
「感情的に怒る」
のではなく、
「その子の為に叱る」
と考えており、
後々遺恨を残さない為にも、問題を後回しにせず、即決即断してその場で罰を与えていたそうです。
特に「人として…」人道に悖る行いをした生徒に関しては、親御さんを学校に呼び出して親御さん共々こっぴどく叱りつけたそうです。
当時の教諭は、
「此処でこの子が人道を踏み外し、悪行を是として育つと、この子自身の為ならず。
暴力を振るわれた他人の痛みを自ら知り、
他人に対する思い遣りの有る人間に育って欲しい」
と云う信念心情の元、生徒を本気で叱っていたといいます。
今現在の日本にも子供達の為に一生懸命で立派な先生方は居ます。
しかし、教委や校長指導の元、常に教諭である自分自身の評価評定を気にし、生徒の為でなく自分の為だけの、事なかれ主義、生徒の悪行は他人事、無関心の「先生」と言われる資格のない教員が沢山居るのも事実です。
現在日本は1クラス35名弱4クラス前後…本来なら先生方は昔よりずっとやりやすいハズです。本気の行動からしか本音の反省は出てきません。
将来のある子供達の為にも、このいじめ問題を機に日本の教委、教員の資質改善を図るべきです。