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    • 2012/7/13 17:54
    • 報道規制0508②
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    • 報道規制0508の続きです

      公共事業を昨年より削減するという事は、
      その分だけ、
      国民が得られるはずだった所得が減るという事ですので、
      先に計算した式とは逆のマイナスの経済効果が発生してします。
      ■可処分所得の減った国民が支出を減らす
       ↓
      ■更にに可処分所得が減る為支出を減らす
       ↓
      ■………
      公共事業を減らす事で、
      一体誰が特をするのでしょうか?




      他に公共事業を否定する理由に、
      「政府に拠るクラウディングアウト」
      を主張される人がいます。


      クラウディングアウトとは、
      「政府の事業によって民間の経済活動に制限が生じてしまう事で、例えば民間企業が銀行からお金を借りてある投資をしようとしたが、政府公共事業実施の為、銀行からお金を吸い上げてしまい、その企業の投資機会を奪った」
      もしくは、
      「政府の借り上げによって市場金利が上がり民間の投資収益が下がる」
      という事です。



      今はデフレです。
      民間に投資需要が無い為、
      民間が誰も金を借り無いどころか、
      お金を銀行に返している為、銀行には貸出先の無い、
      過剰貯蓄が大量に積み上がっています。
      出典:日本の銀行の貸出金、実質預金、預金超過額の推移(1991年~2011年6月)
      そこから政府がお金を借り上げたとして、
      一体、
      民間にどれだけの悪影響が有るのでしょうか?




      と申しますか、
      近年政府は、
      国債を発行して、
      市場からお金を吸い上げ続けていますが、
      金利は上がりましたか?
      上がっておりませんよね。
      あと、マンデルフレミングモデルです。
      これは、
      「政府が公共事業等の財政出動をしましても、その分市場の金利が上昇し、円高にもなるので(金利上昇で円が買われるため)、輸出が減り、マクロ全体で見ると経済効果はキャンセルされる」
      というモノなのですが、
      これも政府のクラウディングアウトのところで説明したケースと一緒です。




      デフレ下では、
      マンデルフレミングモデルは成立しません。
      90年初頭のバブル崩壊直後、日本政府は公共事業を拡大して、日本のデフレ化を防ごうとしました。
      出典:公共事業費と長期金利の推移(1990~2011)
      90年最初に公共事業増やしていますが、
      金利はガックリ落ちています。






      …③へ
      emoji『リンク:報道規制0508③/さいと』









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