じゅんたんさんの日記

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- 2012/6/16 23:06
- 安らかニャ
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- 遅くなりました…一昨日、チップを火葬してきました。前日の当直中に手紙を書くことにしたのですが、筆不精の私がスラスラと書けたのは奇跡です！むしろ言いたい事がいっぱいあって『足りなかったかな』と思ったくらい。それほどチップへの思い出がたくさんあった証拠ですよね。
  さて、その手紙は火葬の寝台に横になっているチップの手の間に…安らかに寝ているチップが『あとでよむ～(´Д｀)ﾆｬ』って言ってるみたいで…さらに火葬場の人が『安らかですね。苦しんで死んだ訳ではないと思います。』だって。涙が止まらなかったのは言うまでもありません。
  チップが火葬されてる間、その霊園の墓を見て回りました。いろんな墓がありましたがその動物も、そして飼い主も見たことはないのに…互いの親愛なる関係が目に浮かんできました。気晴らしにと散歩がてらの墓巡りがまた涙を誘ってしまいました。まるで徳光さんばりです。
  なんだかんだしてるうちに火葬が終わり骨拾いになりました。猫は癌やエイズが多いと聞きます。癌ならば骨はﾎﾞﾛﾎﾞﾛになっている事が多いので恐る恐るステンレスの入れ物を覗くと…骨は一個一個しっかりしていました。一安心。骨は部分ごとに分けてあり順番に骨壺に入れるのですが実は私は箸の使い方が上手くありません。もし骨を落として砕けたらチップに申し訳がたたない。そんな気持ちで慎重に慎重に拾いあげました。ここでもチップの力でしょうか。『落としたら格好悪いだろ、ほれ』まるで箸に骨がくっついてるかのように順調に全てを骨壺に入れることができました。死んでもチップさまさまです。
  骨壺の入れ物はかわいいピンク色にしました。チップも喜んでくれると思います。しばらくは家で供養する為にちゃぶ台と小皿を買わなくてはいけません。そして…小皿には大好物だった黒糖パンと唐揚げです。知らない人が見ると『えっ？』と思うかもしれませんが…じゅんたん家では当然の光景です。天国には黒糖パンも唐揚げも売ってなくて、もしかしたら食べにくるかもしれません。仕事から帰ったらかじられたパンがあるかも…食べに来るときがあれば一瞬でも姿を見せてほしいな