日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2012/6/11 19:39
- 友との別れ
-
- コメント(0)
- 閲覧(39)
-
-
- 飼い猫のチップが死にました。白いやつです。病院に連れて行くと…『元気な時は3㌔くらいあったと思います。でも今は1.5㌔』…淡々と話す獣医の顔は少し怒っているようにも見えました。
餌はきちんとあげているのに私の唐揚げやおにぎり、特に朝飯のパンは大好物で忙しい朝にはやっかいでした。そんなチップが1ヶ月前からうんちを垂れ流しながら歩くようになりました。…『年かな?』と思いながら感染を気にして風呂場でお尻を洗ったりしました。
先生の言うところでは『慢性的な病気が原因か寿命か…』でした。立てなくなったチップを見て『今夜か明日朝までだと思うけどビタミン剤とか注射できるよ。飼い主判断だけど…』と言われ最後の贅沢と思いお願いしました。先生が奥の看護師にビタミン剤の用意を頼んだときです。急にチップの容体が悪くなりました。最後の贅沢に対し最後の抵抗です。『なに金ないくせにしゃれたことしようとしてんだ。ばか。』チップの目が私をじっと見つめていました。実際、先生が『ビタミン剤やめときましょう。逆にストレスになるかもしれないから』と言うと再び安定したのでまんざら嘘ではないかもしれません。帰り。大きなスポーツバックの中にバスタオルを引いて歩いて連れてきた道を戻っていると…麻痺で動かないはずの足でカバンを蹴る感触がしました。上のチャックは少し開けていたので歩きながら覗いてみると、本来なら横になっていたので顔はカバンの側面を見てるはずなのに明らかにカバンの上、チャックの隙間に顔を向け枯れた声で泣いていました。家まではあと10分くらいだったので少し早歩きで家に着くと…チップは天に召されていました。あの泣き声はなにが言いたかったのかと問い掛けても…返事は当然返ってきません。
今、チップはバスタオルの上で安らかそうです。隣にはラビ。いつもと変わらぬ光景ですが…チップは息をしていません。まるで寝てるような安らかな姿は…人生悔いなしの証拠でしょうか?
いずれ天国で聞いてみたいです。
- 飼い猫のチップが死にました。白いやつです。病院に連れて行くと…『元気な時は3㌔くらいあったと思います。でも今は1.5㌔』…淡々と話す獣医の顔は少し怒っているようにも見えました。