みかんガルーさんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
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- 2010/8/21 10:40
- 夜5
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そこの店は
うずまき
そう言う名前らしい。
Barというにはお洒落すぎて、むしろ居心地が悪い。
そんなことはお構いなしで翔太さんはカウンターへ座ると焼酎を注文した。
ウォッカを入れる小さいグラスに入りチェイサーと共に出てきたのは、度数45°、鹿児島の焼酎だ。
彼とグラスを傾けながら話していると
「兄さん、あなたは行動力はあるけど、中途半端に終わる人だね」
と会って2時間少々にして、いきなり核心をついた事をいう。
それから1時間、ピザをつまみながら明日、花火大会での身の振舞い方、終わった後のコースを事細かに彼と計画した。むしろ彼が勝手に計画したというか・・・。
彼がいうには
「兄さんが飲み過ぎちゃぁ駄目だ。彼女を酔わせて旗の台まで連れて帰り、そのまま借りてるマンスリーに連れ込んでしまうんだ」
「いやいや。彼女は酒豪。私の数倍強い」
「兄さん、じゃぁ手紙なんてどうだい?敢えてアナログで挑んでみるのもいいぜ」
「相手に最近彼氏ができたっていうけど、兄さんとの付き合いが長いんだから、本気になれば落とせちゃうって!とにかくやっちゃえば関係変わるよ。
やってそのまま終わるか、
キスだけして今の関係にヒビが入って終わるか、
何もせずにこのまま終わるのか、
兄さんどれがいいの?!」
「いや、どれも良くない。君の言うには全部終わってるではないか」
「あぁそうか・・・。」
言いたい放題であるが、よく考えると発情した高校生そのものだ!!
理性ある27歳男子にそんな事ができるのかと思ってしまう。
結果、有効と思われる解決策は見つからなかったが、とりあえず気持ち的には一歩前進できたので我々はうずまきから抜け出した。
3時半、、まだ返信も電話も無い。
もうどうでも良くなってさっさと帰って寝ることにした。
目が覚めたのは朝9時。。
奇しくも目覚ましとなったのは意中の人からのメールだった。
「花火大会の待ち合わせは18時でいい?」
一言そう書かれていた。さぁ長い1日が始まった。。。
終
・・・と、最近小説にはまっているので、それ風に勢いで書いてみました。