あけちさんさんとモバ友になろう!
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- 2011/7/25 0:43
- 妄想
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- 帰り道やることがなく、
ネットに居場所がなく、
暇なとき。
あの子の脳内にログイン出来たら暇は潰せるのに。
と、考えた時、あの子という平面上の存在は展開され、脚も手も、いともたやすくぶら下がり、無抵抗で上目遣いの頭が差し出される。
肉の塊(人間)であることへの嫌悪感は画面の無機質が消してくれる。
バラバラに分解された彼女は血の一滴も見せずに無遠慮な軌道に基づいて揺れる。
彼女の内面を探ると僕のHDが鳴った。それは彼女という存在が画面上に存在しない事を意味している。
それは彼女に上書きする感情の『パッチ』だ。目に見えない物に怯えない為の確信。
例えば彼女をDLして、僕の脳内で飼ったら、環境の一致を経てどんどん僕化していくだろう。そしたらそれを僕と彼女の子供として育むことはできないだろうか。
しかし僕にあの子と呼べる程特化した個人は居ない。だから彼女には顔さえない。それでも確固たる確証を持って彼女が画面に表示されているのは、
やはり彼女の存在が内在的なものであるからだ…。
そうやって僕はまた他者との関わりそのものが妄想であることを論破することが出来ないのだ。
彼女を誰かにしようとする度に神々しさに磨きがかかっていく。
その重圧はジャックポットのように、分厚く降りかかる。僕はいつ『彼女』を破壊するべきかを考える。
- 帰り道やることがなく、