浮雲一休さんの日記

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- 2013/1/18 9:59
- お疲れ様…。今までありがとう…
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- 俺はあまり泣かない…でも…。
  
  もう24年になる…
  君が僕にあたえてくれたやさしさは…
  数えきれない…。
  俺が子供を授かった時…
  もう一つの命と出逢った…。
  夏の夜…
  その頃仕事が忙しく家庭を顧みることも無かった。
  その日も飲んで帰ってた時…
  小さな箱に入れられ…
  泣いてる子猫が…
  いた…。
  なぜだろう俺は動物が嫌いだった…。
  でもその子は別だった…。
  連れて帰るともう反対…。
  解ってる…ダメだってこと…。
  仕方なく実家で飼った…
  
  妻と別れた日からその子との同居が始まった…。
  寂しい時…いつも側にいた…。
  寒いときいつも布団で一緒に寝た…。
  俺の帰りが遅いと…。
  いつも怒ってた…。
  
  そんな二人に…
  別れはあっけなく来た…。
  このところ夜泣くことが増え…
  お漏らしも…
  目はうつろに…足元もふらついて…
  俺にはどうする事も…
  立ち上がる事もままならない…。
  
  そして…
  昨日はずっと泣いていた…。
  俺が帰って来た時…から…。
  ずっと…。
  身体を撫でてやると静かに…
  でも…止めると泣いた…。
  顔にいっぱいの涙…
  身体を振るわせ…
  俺にアピールしてくる…。
  大丈夫…大丈夫だからね…。
  でも…
  
  突然俺の顔を見るとミャァ…
  と泣いた…。
  俺には「ゴメンネ。」
  に聞こえた…。
  俺はありがとうと…
  思った瞬間…何故か涙が…
  ポトリと…君にかかった…。
  その時…ポン…っと…
  なんだろう…。
  弾ける音…。
  君の震えは止まり静かに…なった…。
  窓の外の風音が聞こえた…。
  それまで聞こえなかった…
  テレビや洗濯機の音が…
  寂しく響く…。
  君の目から涙がいっぱい僕の腕に…
  ありがとう…ありがとう…
  何回も何回も…
  
  君のお気に入りのタオルケットで…
  包み…。
  別れを告げた…。