bobinさんとモバ友になろう!
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- 2016/8/28 17:13
- とある日のとあるシーン
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- 花冷えのある日‥ちょいと遅めの昼飯に立ち寄る。お冷やの替わりに白湯を頼みんだふたりは、各々がラベルの雰囲気で選んだ二種類のビールの味比べで論争をし、サービスで添えられた賄いメニューであるスパイシー・ナッツのジャンクな旨さに今度は争奪戦が始まりピークを迎える丁度その一歩手前のタイミングで、皿とどんぶり鉢が卓に届いた。ふたりの意識の全てが料理へ向き、諍いの痕跡は消失。スタッフの彼女、君は出世するぜ。有難う。勢いよく立ち上る湯気は今日みたいな日にはご馳走だ。光がその粒子の美しさを見せてくれるが、直ぐさま忘却、食の快楽に支配される。胃の腑の満ちと、安堵や幸福感の相関グラフを思い描いている少しばかり陶酔した思考の弛緩加減が心地好い。若干、熱り気味の頬は掌の上で脈を打っている。改めて今日の寒さを実感し、窓に視線を移すが全てがステンドグラスで景色は見えない。
食後のチャイの異常な熱さの理由を【まだ帰しませんよ。もっとゆっくりしていって貰います】というサービス精神、愛すべきエゴである、と手前勝手に結論付けたふたりはふたりのスタッフに非常に満足した旨を伝え、4階をあとにした。
- 花冷えのある日‥ちょいと遅めの昼飯に立ち寄る。お冷やの替わりに白湯を頼みんだふたりは、各々がラベルの雰囲気で選んだ二種類のビールの味比べで論争をし、サービスで添えられた賄いメニューであるスパイシー・ナッツのジャンクな旨さに今度は争奪戦が始まりピークを迎える丁度その一歩手前のタイミングで、皿とどんぶり鉢が卓に届いた。ふたりの意識の全てが料理へ向き、諍いの痕跡は消失。スタッフの彼女、君は出世するぜ。有難う。勢いよく立ち上る湯気は今日みたいな日にはご馳走だ。光がその粒子の美しさを見せてくれるが、直ぐさま忘却、食の快楽に支配される。胃の腑の満ちと、安堵や幸福感の相関グラフを思い描いている少しばかり陶酔した思考の弛緩加減が心地好い。若干、熱り気味の頬は掌の上で脈を打っている。改めて今日の寒さを実感し、窓に視線を移すが全てがステンドグラスで景色は見えない。