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- 2011/11/29 23:49
- 保守風味
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ー自民党の安倍晋三元首相は26日、都内で行われた保守系団体の集会で、藤村修官房長官が女性皇族の結婚による皇族の減少を食い止めるため「女性宮家」創設検討の必要性を指摘したことについて「性急に考えるべきではない。民主党政権が取り組んで大丈夫なのかと強く危惧している」と述べ、慎重に議論すべきとの考えを示した。
安倍氏は「(女性皇族に)適齢期がくれば、民間に降嫁されて宮家がなくなってしまうという状況にもあり、いくつか選択肢を考えるべきだ」と述べた。ー
安倍は、女性宮家創設を「民主党政権が取り組んで大丈夫なのかと強く危惧してゐる」と述べてゐるが、安倍が首相になつてからの平成18年10月18日に行はれた民主党代表の小沢との党首討論において、「現行憲法の持つてゐる主権在民、自由と民主主義、そして基本的人権、平和主義、この原則は、私は、世界的な、普遍的価値であらう…」と述べてをり、これらを考察するに、譬へ民主党政権が売国政党であらうと、それは、我が世の春を謳歌する“主権”を有してゐる国民の多数決原理(民主主義)によつて選ばれたのであるから、民主党政権が女性宮家の創設に取り組むことには正当性がある。
売国政党である民主党政権による女性宮家創設は駄目だが、自民党であれば良いとでも云ひたいのであらうか。
安倍が保守だと自称するのであれば、御皇室が時の政権によつて左右される現在の法制度に対して強く危惧すべきである。
ー同じ集会で、たちあがれ日本の平沼代表は「125代にわたって、男系で続いてきた世界の宝といわれる皇室を女系に変えることがあってはならない」と指摘。
一方、「女性の宮家をつくることはいい」と一定の理解を示したが、その場合でも「(旧宮家などの)男系のいわゆる血を持っている男性と結婚して男系の血を守っていくことが皇室の在続にとって大切だ」と強調した。ー
いはゆる旧宮家(皇籍離脱は無効なので現宮家)などの血統を継承する男系男子と結婚するのであれば、それは実質的に旧宮家の復活を意味するのであつて、女性宮家を創設する必要があるのであらうか。
そんなごまかしの処理や自主憲法制定を主張するのではなく、占領憲法と占領典範の無効を主張し、それに基づく11宮家51人の皇族の方々の復活を強調すれば良いではないか。
我々は、保守風味な見識に騙されて手放しで喜ぶのではなく、その見識について鋭い考察が必要である。