プリン☆さんとモバ友になろう!
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- 2011/4/25 15:16
- 記憶③
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- 2011年 3月13日(日)
午前7時15分
家族の避難してるであろう避難所に向けて、同じ町内に住む先生4人で出掛けた。
途中まで車で送ってもらう道中…目の当たりにする悲惨な状況。声にならない悲鳴と泣き声が車中に響いた。
車から降り、避難所を目指す。瓦礫の山に道を塞がれ、思うように進めず、また危険が伴うため進めない道もあったため、家族の避難してるであろう避難所には行くことが出来なかった。
別の避難所に向かうため真っ暗なトンネルをライトもなく歩いた。
避難所に着き、避難者名簿に目を通す。気持ちが焦っているのか、家族1人も名前が見つけられなかった…
名前だけでは確信が持てず、体育館に行ってみた。
入り口から一歩入り、見渡して見ると、とても小さくなった祖母を見つけた。
「ばぁちゃん!!」涙と共に駆け寄り抱き合った。隣には弟も居てさらに涙が出た。
「お母さんが、お母さんが…」と泣く祖母を見て、初めて母親が行方不明だと言うことを知った。「ごめんね…ごめんね…」と謝る祖母を見て、「誰も悪くない、大丈夫。」としか言えなかった。
父親は、母親を探しに行ったとのこと。無事を確認でき安心した。
一緒に行った先生たちの家族の安否確認をするために家族から離れた。
この避難所から離れた親戚の家に家族が避難してると言う先生はそこを目指した。
私と同期の先生(家族無事)は2人で保育園を目指し避難所を後にした。
帰りの道中、父親に会うことが出来た。母親の不明をまた確認し、祖母に付いていてほしいとお願いして別れた。
保育園までは、歩いて20分ほど。同期の保育士は友達であったため、泣いたり笑ったり互いに不安で泣きたい気持ちを紛らわしながら帰った。
- 2011年 3月13日(日)