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    • 2019/8/26 21:16
    • ロード オブ フール第二部⑧-2
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    • 結論から言えば、全身の筋肉痛から解放された初走りで、キロ四分を切れた。30秒弱の短縮。

      ⑧―2「再構築(肆)」
      負けるという事は良いことだ。
      老けたガキになると、一つの勝ち負けで一喜一憂する事なく、継続こそが主であると実感する連綿の日々。

      普段の無駄思考は停止。
      取り敢えず、酸素を求めた。
      陸で溺れるとはこの事。
      取り敢えず、呼吸で精一杯。
      ウエイトトレーニングはある程度付いていけたが、ウォーミングアップの締めは相撲。
      総合主体の一環にて拳闘も含まれるとは聞いていたが、まさか相撲を行う事になるとは。
      やるからには勝つ気でやらずにはいられない。門下生の総合志望者に勝つ。
      そこまでは良かったのだが、次の対戦者が師範に相当する人物。
      体の厚みが自身の三倍か。
      組んで直ぐに意図を理解。勝つ気がない。体力の限界まで、スタミナを奪われるな、と。
      意地で体勢だけでも崩せればと試行錯誤したが、無駄な足掻き。
      最後の抵抗で、自ら倒れ込まない。
      その程度が反抗の限界だった。
      その後もう一度先の門下生と勝負し、見事に倒されて。
      以後30分強、全く動けなくなってしまった。


      呼吸が辛く、時期的に有り得ない程の汗が吹き出る。
      すれ違った者に凝視されたが、他者に関心を持てる程、余裕はない。
      ないながら、口は半月を描いた。隠す必要がないのが、唯一の利点。
      心肺機能に負荷を掛けたく、マスク着用で登山。
      想定以上の負荷は、ベッタリと体に纏わり付く衣服が証拠。
      同行した先輩は、汗一つない。相撲の影響で足腰の筋肉も悲鳴をあげていた。だが、昨日追い込まれた限界には程遠く。

      負けて悔しくない事が、悔しかった。
      負けて当然と認識するのは、分別のついた大人な思考かも知れないが、傍観者寄りな思考でもある。
      心臓が早鐘の様になり、呼吸音がうるさく。思考は停止しても歩みは止めない。

      頂上の景観はそこそこだったが、枷を外した空気は格別に上手く。
      下山後、短距離走を実施し、その後の温泉も最高だった。

      負ける事は良いことだ。
      勝ちたいという、欲が出る。
      昨日よりも今日よりも、明日へと。

      あとがき
      再構築編終了!かなり空きました。先週は毎日午前様。そしてまた月末↓

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