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- 2012/2/25 11:43
- 映画感想文『ヒート』
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ようやく観たかった映画を借りることができた
なので昨日の夜ロードショー
昨日の夜は…金曜ロードショー『ヤッターマン』…なにそれ?
桜井の悪ふざけと深キョンの身体目当てだけの映画やん
そーじゃなくて
1995年製作『ヒート』
希代の名優、アル・パチーノとロバート・デ・ニーロの共演作
パチーノが仕事中毒なロス市警刑事、デ・ニーロが冷徹なプロの犯罪者。
どっちか片方ずつでもう一本の映画できるくらいなのに、その二人の対立を描くっていう、贅沢極まりない映画
でも、二人ともどこか似たもの同士
パチーノは『仕事の苦悩は自分の緊張感となる』て豪語するくらい、モーレツな仕事の鬼
当然家庭は崩壊寸前
デ・ニーロも、犯罪に没頭するあまり、私生活はないに等しく、家具のない屋敷に独り住むだけ
この二人が絡みあってから、二人と、その周囲の人間の生活は大きく変わっていくんだよな
それも、どんどん悪い方向に
オレが共感したのは、その部分
仕事で私生活が奪われようと、仕事をする
前に、休みいらないと言って、夏休みも冬休みもなくがむしゃらに働いたことがあった
もちろん恋は崩れたし、にも数ヶ月帰らなかったけど
孤独感はありつつ、なぜか言い様のない満足感というか、充実感があった
だからこそ、パチーノとデ・ニーロの生き方には納得できるし、ある意味憧れやかっこ良さすら覚える
家庭は崩壊するけどね
一度でも仕事をやりまくって、満足と誇りを感じたことのある男なら、ぜひご観賞を
ちなみに、この映画では女性がまったく素敵に描かれてない
アシュレイ・ジャットやナタリー・ポートマンといったそうそうたる女優が出てるのに、誰もかれも魅力がない
みんなロクデナシの旦那を待つだけだったり、麻薬に溺れたり、明らかに自分を幸せにしてくれない男に惚れたりしてるだけだ
それくらい、主演二人の生きざまが濃いのだ
なぜ男は仕事をするのか、この映画は明確な答えを語ってくれる
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