とらすけ◎さんの日記

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- 2010/6/30 18:30
- はじめの一歩
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- 君との散歩道、空の色さえ覚えてないよ
  
  何を話したかも当然覚えてないよ
  
  ここは近くにデパートもない、駅がポツリとあるだけの場所
  
  でもなぜか道という道が都会よりはっきりわかるんだ
  
  商店街や定食屋が道の縁をつくるから。
  
  今僕の心から君の心に通じる道は爽やかな風が通る。
  
  ありきたりな会話
  
  好きな曲のフレーズ二人で歌うと
  
  歌を不器用な言葉でなぞるとそれが縁になって
  
  いとおしい道ができる。風の通り道ができる
  
  でも僕は君と歩幅合わせられずに
  
  先に歩くから後ろから遅れてついていくかのどちらかなんだよ
  
  そんなことは覚えてるんだ
  
  道を歩くと踏切、電車の音が二人のありきたりな会話を邪魔するよ
  
  でもその時に君は何も言わずに僕の手を握ってくれた
  
  君の温かさを知ってしまった
  
  温かさを知ったからこそ、今こんな静かな街の景色をいとおしく思い、寂しく感じてしまうんだ
  
  青空は見えなかった。
  
  でも心では青空を描いていました
  
  シャボン玉は青空に沈むけど
  
  心の中なら忘れなくて良い大切な想いでという希望になります
  
  今ひとりになり新しい日々の中で、今という時間の中で散歩しています
  
  はじめの一歩を踏み出しました。
  
  それは彼女のおかげなんだ
  
  ここには彼女はいない、でもこの街が大切なモノの描き方教えてくれたから歩みます