利侑さんとモバ友になろう!
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- 2014/9/21 21:43
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- テーマ:銃
『─というわけで、ここに戦闘開始を宣言するであります(キリッ)』
『だから何で…?』
『なんとかってアニメに触発されたそうっすよー。』
珍しく外出したいと言ったかと思えば、そういう事ですかシルビアさん。
ここは近所の森林公園。そして目の前には、水鉄砲と補水用のボトル。
シルビアは、2人1組での対戦ゲームをしたくなったらしい。せめて肌寒い時期になる前に目覚めてくれ…
『マスターさん、濡れて風邪ひいたりしないで下さいね?』
リオはちょっと涙目になっている。
『マスターが風邪ひいたら…にししっ、ちゃんと看病してあげるっすよ!』
ユーリは多分何かを企んでいる。
なぜこんな子に育った。うん私のせいですね。確かに私が望んでやった事です。
遠い目をしながらそんな事を考えていると、シルビアが手を挙げて催促した。
『はい!はい!早く組み分けしようよー。じゃあグーとパーで分かれましょっ。うおっますたーと一緒だキタコレ!』
『私はリオ姉さんとっすね。まあ実力は五分って所だし、いい組み合わせじゃないっすか?』
『が、頑張りますね!!では早速準備を…!』
各自で水を入れ、私とシルビアは茂みに隠れた。行動範囲は公園の小さな一区画、素人には丁度良い広さだろう。多分。
『こっちも配置につきましたよー。』
やや遠くから、ユーリの声が聞こえる。
『了解したっ。よーし日夜鍛えた隠れ身の術と銃捌きの腕前、見せてやるお!』
『引きこもりと徹夜のゲームをよくも美化したな』
『修行と言いたまえ。では…戦闘開始ぃー!』
かくして戦いの火蓋は切って落とされたのだった。
(続かない)
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