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- 2011/12/3 1:32
- AKBたかみな&亜美菜エピソード2
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『リンク:たかみな&亜美菜エピソード1』からのつづき…
廊下を歩きながら、両目には涙が溜まってくる。惨めで悔しくて申し訳なくて・・・。そんな佐藤亜美菜を、後ろからひとつの足音が追いかけてきた。
「『待って!』って言われて、振り向いたら、たかみな(高橋みなみ)だったんです。『思っていること、あるでしょ』って。『それを我慢していたらイライラしちゃうし、溜め込んじゃダメだから』って、そのままトイレの個室に連れていかれたんです」
そこで鍵をかけて、高橋は言った。
「全部出さなきゃスッキリしないよ!泣いたっていいんだよ!」
高橋が佐藤の頭を抱き、自分の胸に押しあてる。その瞬間、佐藤の中で抑え込んでいたものがプチンと弾けた。
「大声で泣きました。本当に悔しくて。でも、それも全部、自分の実力不足のせい。あれ以降、憧れていた声優や舞台のお仕事をさせていただき、テレビ番組にも呼んでいただけるようになりました。だから少しずつですけど・・・あの頃たくさん泣いた分、前に進めていると思います。そして、ほかのお仕事で劇場に出られなかった分、劇場愛が深まりました。やっぱり私は劇場が大好きなんだなって」
PVにはあまり映らなかったが、それ以上の大切なものを手にいれた。
~AKBブレイクヒストリーより~