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- 2011/7/15 17:27
- えっ有明海諫早湾潮受け堤防開門請求敗訴
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- その①
6月27日、有明海の国営諫早湾の干拓公共事業に対する訴訟をめぐり、潮受け堤防開門請求を退ける判決が長崎地裁で出ました。
判決理由は「開門しないことが、原告らに対する違法な侵害行為とは認められない」という事らしいです。
これは昨年12月の潮受け堤防開門を命じた福岡高裁判決と全くの正反対の判決です。
国は控訴していないので開門する義務があります。
民事裁判では訴えた原告が異なれば同様の請求であっても正反対の判決が出る事があるそうですが、判決を統一しないで有明海を良くするためのまとまった行動が出来るのでしょうか。
一昨年私は、この諫早湾干拓公共事業の被害を描いた市民キャストによるミュージカル、「ムツゴロウラプソディー」 に出演したことがあります。
練習の合間に現地で弁護人をしている馬奈木弁護士から学んだことは、漁業被害は大変深刻で収入が激減した漁師たちが、相次いで自殺しているという事でした。確か記憶では300人以上だったと思います。(間違っていたらすみません。とにかく驚く程の人数でした。)
漁に必要な船など多額の借金が返せず、しかも漁仲間が互いに借金の連帯保証人になっていたという背景が自殺者を増やしたようです。
続く
- その①