D氏さんとモバ友になろう!
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- 2014/10/24 23:22
- 第79話『戦闘準備』4
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エイル「さて、作戦は固まったけど・・・問題がいくつか」
セルゲイ「俺とフノスは魔導兵器に乗って外で艦を防衛するが、基地内部に突入する部隊が…」
フノス「肝心のD氏が、まだ復帰できない。ホロン一人だと難しいな」
エイル「それと、艦にも敵が入り込んでくるけど、その防衛をどうするか。隔壁を閉じれば時間稼ぎにはなるだろうけど、問題が解決してるわけじゃないわ」
フノス「敵の歩兵部隊の規模もわからないしな」
エイル「いっそ司令部爆破する?」
セルゲイ「何を馬鹿な、防衛機構を逆利用するには抑える必要があるだろう」
エイル「でもさ、D氏さんが戻らないとどうしようもないでしょ?だったらいっそ、パーっとやっちゃえば」
フノス「最悪、それも考えないといけないな」
俺「・・・必要ないさ」
セルゲイ「! お前・・・」
フノス「ホロン、姿が見えなかったけどどこに・・・って、なにかあった?」
ホロン「な、なんでも・・・ないよ?」
エイル&フノス「怪しい」
俺「なんとか、回復は出来た。それで作戦ってのは?」
セルゲイ「早い話、特攻だ」
俺「本気か?」
エイル「ええ、宙に浮いててもやれることないもの。まず最大戦速で中央司令部横に胴体着陸。艦上部の魔力防壁を最大出力で展開して防衛戦。魔導兵器隊は艦防衛、突入部隊は司令部を抑え基地の防衛機構を奪取、再展開して敵を殲滅」
俺「それはまた大胆な。各部隊の人員は?」
フノス「魔導兵器隊はセルゲイと私が、突入舞台はD氏とホロンということになってるが・・・D氏、本当に大丈夫なのか?」
俺「ああ、7割魔力は戻った」
エイル「一体どうやって・・・」
ホロン「・・・///」
ホロンが目を逸らしてもじもじしている
エイル「怪しい」
セルゲイ「戦えるのならいい。これで勝算は出てきただろう?」
エイル「ええ、こんなところで死ぬつもりはないもの」
フノス「ああ、誰も助けれないまま終わるつもりなんてない。メルアちゃんだって助けたい。だからまだ終わるわけにはいかない」
ホロン「D氏・・・?」
俺(そうだ・・・誰も助けれず、なにもわからないまま終わるわけにはいかない・・・ホロンだってそのために心を決めてくれたんだ。決して無駄にはしない)
・・・続く