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    • 2010/11/8 0:46
    • ホスピス ~9~ 本編
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    • この日記は過去の出来事を綴っています。
      平成19年の事です。




      深い眠りに入る点滴をした母ですが、
      母はすぐに深い眠りに入る事はありませんでした。
      母のベットの横で折り畳みベットを広げ、
      ベットに入り色々と考えていた時に
      「〇〇達は?(子供達の事です)」
      と母が薄れゆく意識の中でそう話かけてきました。
      『もう夜やし 家に帰ったよ。
       また来るってゆっとったからな』
      と母に言いました。

      この言葉が母の最期の言葉でした。

      そして、翌日、叔母(母の妹)と叔父(叔母の旦那さん)が母のお見舞いに来てくれました。

      その時、叔母や叔父に今回の事を詳しく話しました。
      叔母は電話で話してあった通り、私が決めた事に文句も言わず
      「よく決断したな」 と 言ってくれました。

      叔母や叔父が帰りその日の夜の事でした。

      夜中にも巡回に看護師さんが来てくれた時、
      私は看護師さんに起こされました。

      「〇さん 〇さん 起きて下さい」
      寝ぼけてはいましたが起き、看護師さんをみました。
      するとR先生も一緒でした。

      「お母さんの体温が下がってきてます。
       指先を触ってみて下さい」
      と言われたので寝ている母の指先を触ると冷たい。。。
      体はまだ暖かいのですが、指先だけが冷たい。

      R先生が言うには、死が近づいてきてる人は、指先から少しづつ冷たくなり、
      脳は生きてく事で体温を下げてはいけない所の体温を保持してく為に指先等の体温を下げていく
      との事でした。
      母の脳は、亡くなる準備をしだしたのだ
      とその時感じました。



      続く

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