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- 2012/11/23 0:49
- 母が残した言葉「幸せ」
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消えかけそうな1つの命の炎を家族皆で手をかざし守ってきた。
命の火は皆の手の温もりの中で、強くなったり、弱くなったりしながら、無風の中静かに消えた、、、
2012年11月13日 母 他界
私にとって1人の母でも、母にとってはその他息子、娘が居て、孫が居る。心配の種は沢山あって当たり前。
この2ヶ月はあっという間だった、、母に不安や寂しさを与えたくない。その一心で24時間家族の誰かが傍に居るようにした。
母の病状を兄弟に伝えると、孫を引き連れ一斉に来院!母は驚きの顔をみせながらも、とても嬉しそうだった。
酸素マスクごしに笑顔を見せながら、できる限りの声を出す。治療の中、母の容態は良くなりかけては悪くなった。幾度と呼吸困難をきたし、酸素濃度が下がる。そのたび、ゆっくり、焦らないよう呼吸を誘導する、、。母はうなずきながら私たちに従う。
そんな中右大腿骨の骨折が判明したり、右肺気胸をおこしたりで次々病気が重なる、、。悔しさで涙が流れた。
そんな闘病生活の中、母は言った。
「幸せ。幸せ。今が一番幸せ。」と、、。
家族が自分のために、逢いに来てくれる事が嬉しかったのだろう。母は1人ぼっちじゃない。と気付いてくれたと信じたい。
母が他界した今、私が笑顔で居られるのは、母の言葉があったから。
「幸せ。幸せ。今が一番幸せ。」この言葉を貰ったからこそ家族皆に笑顔がある。
母を苦しめたかもしれない。我慢も沢山させただろう。
沢山思う部分はある。でも、幸せを感じられたのは、母だけじゃなく、私たちも一緒。
母の愛情を沢山感じて今がある。母にも家族の愛情が伝わっただろうか、、。
母の命日は、亡くなった私の実兄の月命日。母と仲良しの実姉の葬儀の時、空に虹がかかった。母が亡くなった翌日にも、空に虹がかかった、、。
偶然か必然か、、。
母はあっちの世界で幸せに暮らしているだろう。
大好きな人達と。
家族みんな母、そして祖母であるあなたを愛しています。