月灯かりさんとモバ友になろう!
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- 2011/5/11 16:55
- 夕暮れ雨音と追悼
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- ポタン…
ポ…タン゜。゜
パラパラ。゜。
夕暮れの静けさの中止まない雨が窓を叩いては落ちる
逝ってしまった彼女を想う
私は4階彼女は2階
同じマンションに住んで引越して来た時から仲良くなり一緒にお茶飲みに行ったり
バカ話ししたり…
私より少し年上の弱味を見せないしっかりしたお姉さんタイプの優しい人だった
最近忙しくなった私は彼女ともご無沙汰になり
やっと落ち着いた3月11日の東日本大震災の後の3月13日彼女とお茶をした
私…(地震恐かったね
)
彼女…(あの地震で揺れてる中前の広い駐車場に避難したよ恐ろしかった)
と言って久しぶりにお茶を一緒に飲んだ
あれからたまに呼び出しを押しても誰も出ない…
昨日マンションの階段すれ違いざまに彼女の弟さんて方が
(すみません…4階の姉のお友達ですか?)
私…(ええ何か?)
(姉は亡くなりました…)
私…(うそ…なんで…いつ?…)
信じられない私が彼女の部屋に案内された時
彼女の遺影やお骨がしっかり安置されてるのを目の前にして夢やうそであればいいと思ってる気持ちが一気に吹き飛び
もういない…と言う現実と彼女の死を理解した
彼女は心臓が悪いと弟さんから聞いて初めてわかった
(3月13日の夕方心臓の膜破裂で即死でした…地震が影響したと思います)
と弟さんが静かに言った
(なんで…なんで…あの日一緒にお茶したよね…早い…早すぎる…一つ屋根の下にいるのに気がつかずごめんね…ごめんね…)
涙が止まらない
亡くなる間際に会ったのに
彼女本当に恐かったんだ
いろいろ気付いてあげれば良かった
後悔が止まらない…
一人で家の中で逝ってしまった彼女を想うと辛い…
夕暮れの雨の中彼女を思い出す
静かな時間…
- ポタン…