§志端総一§さんとモバ友になろう！
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- 2010/3/29 22:45
- 詩(57)…醜いアヒルの子
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- 何故こんな姿に生まれたの？
何故私はこんなに醜いの？
汚らわしい翼広げられず
今日も世界は私を責める
痛みも苦しみもなくなるというならば
いっそ死んでもいいだろうかと
今日も涙を流しては
独り空を眺めている…
嗚呼
私を包む母の愛が
いつかなくなった時
私は生きて行けるでしょうか
嘆き悲しむ私の前で
美しい白鳥が空を舞う
私も綺麗に生まれたかった
何度も何度もそう思った
綺麗な翼を描いて眠る
"生まれ変わったら
私､白鳥になる"
何故私は生まれたの？
何故私は醜いの？
生まれたことを嘆いては
いつも母を困らせた
嗚呼
この羽根が真っ白ならば
私も翼を広げられただろうか
嘆き悲しむ私の前に
一羽の白鳥が近づいた
"大丈夫
あなたはいつか綺麗になるわ
醜いままで
汚らわしいままで
それでも生きてきたのだから
辛さを乗り越えたその分だけ
あなたは綺麗になれる"
生まれてこなければ良かったと
何度も何度も思いながら
それでも私は生き抜いて
"生きる辛さを乗り越えて
私､白鳥になる"
嗚呼
あの一言に救われて
心がどんどん白く変わってく…
あの時を乗り越えたから
今の輝く私がいる
綺麗な心で飛び出したなら
"負けない心で生き抜いた
私､白鳥になった"
だから
大丈夫だって
君にも教えてあげるよ
どんなに醜くたって
どんなに苦しくたって
心が綺麗であるならば
"私達は白鳥になれる"
- 何故こんな姿に生まれたの？
