おばばさんの日記

- 2013/11/25 23:49
- ヒトラーの食卓
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- 「ｱﾚはﾀﾞﾒｺﾚはﾀﾞﾒ」「ああしなさいこうしなさい」「お前は何をやらせたってひとつもﾓﾉにならない」「お前は人間の心を持ち合わせていない」私が母に毎日言われていた言葉｡
  毎日夕飯時､父と母は必ずﾁｮｯとした事で言い争いを始める｡先制ﾊﾟﾝﾁを出すのは母だ｡ご飯を食べている私の頭の上でﾋｽﾃﾘｯｸな言葉が飛びかう｡ご飯が美味しくない｡牛乳で流し込む様に食べ終えて自分の部屋へ行く｡ｼﾞｯと聞き耳を立てて言い争いが終わるのを待つ｡何時も母が一方的に父をねじ伏せる様に嫌みを言い責め立てる｡父は声を荒げたり､ﾓﾉに当たる事は絶対しなかった｡あくまでも冷静に反論していた｡母はﾃｰﾌﾞﾙを叩いたり､化粧品を投げ付けたり凶暴だった｡
  「ご飯の時にｹﾝｶしないで」と懇願した｡返ってきた言葉は「お前のせいでお父さんと言い合いになっているんだよ生意気言うんじゃないよ」
  ご飯は楽しく食べたい｡娘と2人暮らしの今､笑ったり和やかに食べている｡そんな時間が嬉しい｡