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- 2020/3/24 15:26
- 『桜始開』 ~薄紅色に染まる弥生の空~
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- 令和2年(2020年)3月24日(火)
明日(3月25日)から、七十二候では「桜始開(さくらはじめてひらく)」に入ります。
桜の花が咲き始める頃と言う意味で、本格的な桜の季節の到来です!
今年は桜の開花が早く、気象庁によると、東京で3月14日に開花宣言があり、平年より12日も早い開花となって、本州の桜前線がスタートしました。
続々と桜便りが届き、既に満開を迎えた所もあります。
桜前線は北陸、東北へと北上し、北海道では5月に満開を迎えます。
北へ行くほど開花から満開までの期間が短くなるとか。
北国の春は一気に花開んですね...。
花見の歴史は古く、平安貴族たちは桜を春の花の代表格として愛で、歌を詠み、花見の宴を開いて楽しんだそうです。
やがて江戸時代には庶民の春の行楽としても親しまれるようになりました。
江戸時代に桜の品種改良が進んだ事で、身近な場所で花見が楽しめるようになった事も一因です。
三代将軍・徳川家光が上野や隅田河畔に桜を植え、八代将軍・吉宗は飛鳥山を桜の名所にし、花見の場も増えました。
これらは今でも東京のお花見の名所になっています。
このように古くから親しまれてきた桜は、言葉にも反映されています。
例えば、満開時期の「こぼれ桜」、散りゆく様の「花吹雪」や「花筏(はないかだ)」、幻想的な夜の「花明かり」等、「桜」に関する言葉がたくさんあります。
こうした美しい言葉をさりげなく使えたら素敵ですね。
新型ウィルスの感染拡大で、暗いムードに陥った和の国を、明るく薄紅色に染め元気づけて欲しいものです。
灯澄
- 令和2年(2020年)3月24日(火)