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- 2011/7/15 23:38
- ゲロ戦記
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あれは27の冬だった。
仕事帰りバスに乗っていて、気分が悪くなった。
「ヘッ。これはつわりじゃないぜ。こんなの冷たい空気を吸えば治るさ」もちろん一過性の胸焼けと思ったのでウィルスに感染してるとは思わなかった。
とりあえず私は家へ帰った。気持ち悪さMAX。
母に言った「吐きそうなんだけど」
母は言った「吐けば?」
──吐けば?吐けばといいましたね?アナタ──
21時過ぎ、私ははトイレで実に13回もゲロを吐き続けた。中には原型を留めたブロッコリーがあった。そして思った「自分、ちゃんと噛めよ」
途中、父親がしっこでトイレ使ったものの、12時過ぎまでトイレを占拠した。篭城戦とはまさにこのこと。「眠ったらしぬぞ。しっかりするんだ」
しかも悪いことは重なるもので、お腹もこわしていた。上と下とどっちを優先するか迷った。こういうときこそ決断力が必要だ。ケツに力を入れ、吐き続けた。吐くもの吐いて、寝た。
軍隊さながらの匍匐前進で自室へ…。G.I.ジョー用意はできてるぜ。
会社を2日休み、ビョーインで点滴。ウィルス性の胃腸炎だった。これが私がノロウィルスを恐れている理由。嘔吐。正しいゲロの吐き方
口は大きく開けましょう。
自分を捨てましょう。
とりあえず、出すもの全部出しましょう。
吐瀉物がのどに痞えないよう普段からよく噛みましょう。
このゲロ戦記。アナタのハートには何が残りましたか