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    • 2010/2/12 1:20
    • 怖い話
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    • 香港へ出張に来た3人のビジネスマン、彼らの宿泊先はつい先日できたばかりの最新ホテルの100階にあった。
      無事商談も終えこの日三人は羽根を伸ばすべく夜の街へと繰り出そうとロビーから外へ出ようとしていた時ベルボーイから呼び止められた。
      「お客様、誠に恐れいりますが本日深夜2時よりメンテナンスの為エレベーターが使用できません。
      どうか深夜 2時までにホテルへお戻り下さい」
      三人はわかったわかったと言いながらホテルを後にした。


      香港の夜は刺激的で三人は時間を忘れ十分に楽しみホテルへ戻ったのは深夜2時をとっくに過ぎていた…
      エレベーターのボタンを押すがまったく反応せずここでようやくベルボーイの言葉を思い出したが後の祭りであった。
      「仕方ない、階段で行くか……」

      こうして三人は階段を登り始めたが三人の部屋は100階、登れど登れど先が見えない…
      うんざりしながら黙々と階段を登る三人だったがふいに一人がこう言い出した。
      「なあ、ただ昇るだけも疲れるだけだしどうだろう、ここで三人で一階登る度に交代で怖い話を披露するというのは?」
      この提案に残る二人も同意した。
      「そうだな、多少気も紛れるだろう」

      こうして三人は階段で怪談を披露するというなんとも情けない状況であったがそれぞれ志向を凝らし持ち前の怖い話を披露しながら一階、また一階と階段を登って行った。
      そしてついに三人は99階まで登ってきた時一人が呻くように言った。
      「ついにここまできたな、ここでオレがとっておきの怖い話をしようと思う」

      彼のとっておきの話とは…?


      二人は息を飲んだ。



      「あのな…」
















      「一階に部屋の鍵忘れた」

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