チ(^n^)コさんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2017/4/20 20:53
- 回想2
-
- コメント(0)
- 閲覧(25)
-
-
- 付き合いたてのある日、一緒に下校していたら、彼のクラスの中心人物とも言える人に駅で出くわした。
「え?そういう関係なの?付き合ってるの?」
そう聞かれ、彼は慌てて友達に口止めをした。
友達の肩に腕を回し、何やら耳打ちまで。
それを見ていた私は、『隠さなければならない関係なのか』と寂しい気持ちになっていた。
それから数日後、彼の顔には大きな痣があった。
「可愛い」という形容詞がピッタリな穏やかなタイプで、喧嘩なんてするような子じゃないのに、何があったのか聞いても教えてくれない。
寧ろ聞かれる事を嫌がっている雰囲気だったので、深く追求は出来ず原因は分からないままだった。
だけど、一つだけひっかかる出来事があった。
以前から、ふざけた感じで私に「好き」と言っていたちょっとヤンチャっぽい1年生。
いつも私は笑顔でスルーしていた。
その子とはよく保健室で会う。
と言うのも、保険の先生と話すのが好きで、私もその子も友人たちと保健室によく遊びに行っていた。
その日は、駅で会った彼のクラスの中心人物も保健室に遊びに来た。
私の顔を見た途端、思い出したように ヤンチャな子に耳打ちをする。
「え。マジ?どっち?」
ヤンチャな子は私と友達を見比べている。
口止めされてた癖に早速バラすのかよっ。
つーか、コイツらクラス違うのに友達だったのかよ…と心の中で悪態を付いた。
「え? 嘘。それって。ちょっ。あっ。あっち行こう」
中心人物とヤンチャな子は保健室を出て行ったきり戻って来なかった。
そんな出来事の直後の怪我だったので、どうしてもヤンチャな子を疑う気持ちが拭えない。
だけど、たまたま そんなタイミングだっただけで、学校とは無関係の場所で何かがあった可能性だって否定できない。
何れにしても、私には言いたく無い話という事しか分からなかった。
- 付き合いたてのある日、一緒に下校していたら、彼のクラスの中心人物とも言える人に駅で出くわした。