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    • 2011/6/29 22:57
    • AV女優 穂花
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    •  先日20分のNHKのドキュメンタリー番組で一人のAV女優が出た。僕はいつもそのドキュメンタリー番組を録画しているのだが、いきなりAVのパッケージが映し出されたのでびっくりしてしまった。内容的に非常に考えさせられる内容だったので、少しだけ書きたいと思う。
       AV女優の名前は穂花。鹿児島の垂水出身だそうだ。彼女は『籠』という本を書いており、その中で赤裸々にDVや性的虐待など幼少期に受けた経験を書いているらしい。その後芸能界にあこがれた彼女はある事務所に騙されAV女優になってしまうのだが、葛藤の末、穂花という名前でAV界のトップを目指すことにして、2007年女優大賞を受賞している。そして彼女はAVを引退した。今は芸能界で女優として様々なところで活躍しているらしい。NHKでもラジオなどでがんばっている姿が映し出されていた。
       僕自身は彼女の作品は見たことがないし、また本も読んだことがない。ただNHKの番組の中で、彼女が過ごした中学校の黒板に「南中大好き…愛」と書き、最後に穂花ではなく本名で愛と言う名前を書き込んだことがすごく印象的だった。AVの現場では穂花という人格を作ることで自分を維持していたようである。だが本来の愛と言う人格も心の奥底でしずかに迎えに来るのを待っているのかもしれないと思った。
       人間には様々な仮面がある。例えば資格を持っているのであれば、弁護士ですとか、税理士ですとか言ったりする。それはその人が付けている仮面でもある。だが本来人間は仮面をはいでしまえば、一個の人間であり、それ以上でもなくそれ以下でもない。単なる○○さんだ。でも人間はそこに大きな不安を感じ、自分のアイデンティティを何とか確立しようとする。それが成長の過程でうまく確立できないと、いわゆる自我が確立されず、不安定なものになってしまうこともある。
       穂花は本名と別の人格を作ることで自分を守ったが、同時にそれは彼女に鎧を着込ませるものともなってしまったらしい。小さい頃に単純に愛と言う人格を抱きしめ愛してくれる存在にめぐり合えたら、きっと彼女は違う人生を歩んでいたのかもしれない。この何もない裸のあなたを愛しているというメッセージ、そして愛されているというメッセージはとても大事なものなんだと思う。けれど今の世の中はそれがなかなか難しい世の中になっているようだ。

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