安倍 愛美姫さんとモバ友になろう!
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- 2010/7/12 19:16
- 僕の小さな星 5後編
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一方、フゥ太はというと、洗面所の鏡とにらめっこしていた。
「さすがにこれはないよ」
フゥ太は自分の着ている雲雀のパジャマを見て呟いた。
「なんで、こんなに服がおっきいの?」
フゥ太は服の襟元を持って話す。
「ツナ兄のパジャマだってこんなにおっきくない」
フゥ太は少し不服そうに話し。
「それに、ツナ兄のは袖口らへんに手があったけど」
フゥ太は、袖をぶらぶらさせ。
「恭也兄のは袖口どころか袖に手があるし」
フゥ太は袖口を持って話す。
「それに、パジャマの釦をきっちり止めても、胸元が見えてるよ」
胸元に手を当てて話し。
「あと、丈が膝より少し上になってる」
フゥ太は何か気がついたように服を見て。
「あ、そういえば、腕の包帯が気にならない」
ゆっくり、撃たれた腕を手で触れ。
「でも、恭也兄って細身だよね?」
少し考えながら、パジャマを見る。
「まーいっか、それに恭也兄も待ってるし」
フゥ太はそう言うと洗面所を出て行く。
もう一方、雲雀はというと。
「さって、これぐらいだね?」
雲雀は眠る前の本を選んでいた。
「恭也兄、パジャマを貸してくれてありがとう」
フゥ太はひょっこと顔をドアから覗かせ。
「どういたしまして、早くこっちにきなよ」
雲雀は手招きしている。
「う…うん」
少し戸惑いながらも入って行く。
「どうかしたの?」
雲雀は戸惑いながら歩くフゥ太を不思議そうに見て。
「う…ううん…なんでもないよ……?」
歩く速度は少しゆっくりめだったが雲雀の元に着き、
「それなら、いいんだけど」
雲雀は眠る前に読む本を持ってベットに座る。
「あ…恭也兄、一つ聞いてもいい…?」
雲雀がベットに座った雲雀を見ている。
「何?」
雲雀は持ってた本をベットサイドに置き。