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    • 2010/5/21 5:36
    • 僕の小さな星 前編(ヒバフゥ)
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    • まだ暦は春だというのに夏の様な今日も、

      雲雀は風紀委員長としていつもの様にスケジュールをこなしていた。

      そしていつも同じ様に辺りが少し薄暗いなか一人帰宅しようと家までの道を歩いているときだった。



      幼い声の叫び声と銃声が聞こえたのは、



      その数秒後に音声のみで察知していた状況が、自分の視界に入ってきた、

      途端に加速しながら色を増やし、立体感のある現実味のあるものとなった。



      逃げる子供は小学校高学年から中学年ぐらいの辺り、
      それに少々だが足首と腕に傷を負っていた。

      それを追いかけるのはやたらとごつい黒服の数十人の男共、
      そいつらの手には銃が握られていた。


      以前にちらほらと赤ん坊達と一緒にいるのを見かけた子供に、この、やたらと物騒な輩達。
      そっち方面の奴らである事は確かだ。

      特別にこの子供を助けてやりたいなんていう感情は勿論にも雲雀にはなかったがただ一つ思うことがあった。


      この町の秩序を乱す者は許さない。


      そう思ったときにはすでに、トンファーを構えた自分の手がその、無駄にごつい男共を倒しにかかっていた。

      男共の仲が何人か銃で撃ってきたが雲雀は効かないない様だった、

      風を切り、ものをうちとる感覚。
      返り血を浴びないように。なんて戦法はもう何年も前から実行していて、自分にとっては、
      呼吸をすることと同等といってもいいぐらいにそれは普通の動作となっていた


      手ごたいがない。


      目の前の男共に攻撃をしはじめてから考えることはこればかりだった。


      もちろんそれも、並外れた強さの雲雀の中の定規で測った強さであるからこそいえるものではあったが。


      あと、一人。


      そうカウントしている間にも、その残りの一人は地面へ向かって顔を一直線に落としていき、それを見届けながら雲雀はトンファーをしまうと。

      それからゆっくりとさっきまであの男共に追いかけられていた少年の方へ顔を向ける。

      少年は少し怯えた瞳をしていた。そして視界少し入ってきた月が堂々と空を、地上を照らす時間になっていた。

      夕日は、沈みかけるととまることをしらないのだ。

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