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- 2011/5/10 4:30
- 大事なもの
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- 先日、私の次女が『うちの3姉妹』というコミックを読みながら、ケラケラ笑っていました
『面白いの』
と聞くと、
『ムチャクチャ面白いよ』
と言うので、ちょっと読んでみたんです
いや、確かに面白い
でも子供は純粋だから、これが当たり前だろ~って感じがしたんです
ふと、私の次女の話を思い出しました
まだ、次女が2歳くらいのときでしょうか
アンパンマンがとても好きだったので、アンパンマンの財布…いわゆる小銭入れをプレゼントしたんです
『これは何』
と、聞かれたのですが、財布とかお金とかわからないだろうから、
『自分の大事なものを入れておくものだよ』
そう教えたんです
少したってから、家の中にそのアンパンマンの財布が落ちていたので、きっと仕舞い忘れたのだと拾いあげてみると、
くにゃん
と変な手応え
柔らかな何かが入っているなと思ったのです
そこは親心
小さな娘が大事にしてるもの…
知りたい
好奇心もあったし、まだ小さい女の子だし、大事なもの見てしまえ
ぱちっと財布を開けて見ました
んっ
何だこれ
ビー玉のような、コロコロした茶色い粒々が入っています
何だろう
匂いでわかりました
『うんち』
何だかわからないとつい匂いを嗅いでしまう
大人になると、あまりできないコロコロ粒の固いうんちが入っていたんです
私の娘の大事なものはうんちなんだ
そっか~
家内に…
『これどうすればいい』
聞くと、
『早く捨てて』
と言われましたが、
『でも、子供が大事にしてるものじゃんそんな簡単に捨てていいの
』
って真面目に言い返してしまった
家内は無言で私から次女の財布を取り上げてゴミ箱へポイ
後も無言
子供はうんちでさえ大事なものになるんです
『うちの3姉妹』
面白いですよ
でも、娘よ
父にとっては君の行動の方が、『うちの3姉妹』より不思議で面白い
子供たちのこういう純粋な行動に大人は愛おしさを感じるんですね
そんな娘も今や小学四年生
素敵な思い出をありがとう
ちなみに我が家も3姉妹
- 先日、私の次女が『うちの3姉妹』というコミックを読みながら、ケラケラ笑っていました