らぶさんとモバ友になろう!
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- 2014/2/9 6:58
- 携帯『下』
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- 今日は、水曜日です
授業中、僕はずっと彼女の事を気にしてました
そんな事が数日続いて、急に電話がきました
僕に用事の電話です
『もしもし…』
「あ…テツヤ君?…手術の事なんだけどね…」
その声は、彼女のお母さんでした
彼女は、手術の結果をまっさきに僕にいってほしいと言ったそうです
「手術の結果は…」
声が震えていました
まさか…と思いました
「成功よ」
安心しました
彼女が退院するのは学校が休みでした
そして退院日を過ぎました
それでもまだ彼女に会えない
僕は彼女の家に行きました
すると泣いていたらしい彼女のお母さんがでてきました
僕は『彼女は…?』と聞くと
「亡くなったわ…」
泣きながら苦しそうに言いました
『え…亡くなった?…彼女の手術は無事、成功したって!』
少し怒鳴るように言ってしまいました
「帰りの車で事故があって…」
信じられなかった
『彼女の部屋に入っていいですか?』
入っていい と言われました
彼女の部屋に入ると荒らされていました
最後に入った時は、きちんと整理されていてキレイだった部屋
前に来た時はなかった写真が入った飾りがありました
それだけはキレイだった
手にとってみるとそこにあったのは
僕と彼女が笑っている写真
その写真を見た瞬間、何もかもが信じられなかった
いや、信じたくなかったのかもしれない
涙がこぼれてきた
結局彼女に想いを伝えられなかった
彼女はもうこの世界、どこに行ってもいない人だ
また部屋をみわたすと初めて僕達が会った時に僕が渡したバスケットボールがありました
それを手に持って見ていると文字が書かれていました
「テツ君が好きです」
彼女の字だった
『僕も好きでした…あなたの事を…』
泣きながら僕は言った
彼女の部屋で泣きじゃくった
すると僕の携帯が鳴ったような気がした
- 今日は、水曜日です