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    • 2010/9/7 1:03
    • Last seven.
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  • "アバター"


    • 「それでは、神様からの御告げを読ませて頂きます。」


      突然だが今俺の目の前には一人の女がいる。俺は直立する彼女の目の前で正座をして話を聞いていた。
      因みにここは俺の部屋だ。18歳目前で母さんが死んでから一人暮らしを始めて6年。俺の全てを見てきた我が家、築14年1LDK月3万の俺の相棒。
      だが今そんな事はどうでもいい。重要なのは、彼女いない歴イコール年齢な俺の部屋に何故黒いマントを羽織ったコスプレテイストな女がいるのか、だ。

      未だ俺も信じられない事実を話そう。彼女は死神で、どうやら俺を迎えに来たらしい。




      【Last seven.】

      直射日光とその照り返し、最悪のコラボを身に受けながら俺は昼間の街を歩いていた。いつもなら煩わしい蝉時雨も今日は気にならない。天を仰げば清々しい青空。照りつける太陽。真横には有害物質を撒き散らすトラック。気を抜いたら緩む頬。


      今日、俺は自由になった。


      苦節ゥン年。新聞配達で家計を支えながら母さんと二人駄目親父の残した多額の借金を返済してきた。18間近で母さんを亡くしてから俺一人…。正直、俺は駄目親父何かの尻拭いはしたくなかったが、母さんの為だった。

      青春をバイトに捧げ、彼女も作らず毎日金だけ稼いできた。欲しい物も買わず、この年にして携帯も持たず。とにかく今日の為に突っ走ってきた。


      「あああ!神様有難う!!」


      俺今から精一杯人生楽しむよ!

      四年使っているバッグには返済した給料の残りが入っている。さてこれで何をしようかと、周囲の白い目も気にせずスキップで俺はアパートのぼろ階段を登る。建て付けの悪い扉を開けば俺の城だ。


      「たっだいまー!!」

      「あ…初めまして…死神です。
      余命宣告に参りました。」


      …はい?
      てか…あんた、誰?



      あまりの唐突な展開に、部屋番号を三回見直したのは言うまでもない。







      ―*―*―*―*―*―*―*―


      きーのリクで書いたけど、他の人から何かあったら亀更新で続き書きます。



      _ノ乙(、ン、)_ ダラー

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