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    • 2014/11/1 19:17
    • 今日も空は青かった 第十三話 続き5
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    • 「すみません。授業中に先輩と会えることなんて滅多にないので嬉しくてつい…」
      私がしゅんとしていると、
      「そ、そういう問題ではない!…その、気持ちは嬉しいが、お前を見ていると危なっかしくて気が気じゃないのだ。心配するこっちの身にもなって欲しいものだな」
      「はい、すみません…」
      そんなにご迷惑をおかけしていたのか。反省して素直に謝ると、頭を撫でられた。
      「分かってくれればそれで良い。今日は、ゆっくり休むのだぞ。練習試合の観戦は止めておいた方が良いだろう」
      「えっ!?」
      そんな!楽しみにしてたのに。
      「夕方といえど、まだ暑い。熱中症が悪化しては大事だからな」
      「でもでも、幸村先輩とも約束しましたし、弦一郎先輩のカッコいいとこ見るのも楽しみにしてましたのに」
      「駄目だ。酷くなって、楽しみにしていた夏祭りに行けなくなっても良いのか?」
      「う…でも、ちゃんと涼しいとこから見ますし、水分補給もしっかりしますから」
      「しかしだな…」
      「…。せっかく先輩のかっこいいとこが見れると思って今日一日頑張ったのに。ダメ…ですか?」
      先輩を見上げる。しばらく渋い顔をしていたが、やがて、
      「はぁ、わかったわかった」
      溜め息と共に先輩が折れた。
      「それじゃあ!」
      「あぁ、お前の好きにすると良い」
      「わぁ、やったぁ!ありがとうございます!」
      これで観に行けるぞー♪
      「まったく、お前という奴は」
      先輩は苦笑気味。
      「えへへ。ちなみに先輩の試合は何時から始まるんですか?」
      「褒めとらんぞ。まぁ、良い。…5時頃になるよう、調整してもらった」
      「わかりました。お忙しいのにすみません、お見舞いに来て下さったからですよね。本当にありがとうございます」
      後30分程で始まるようだ。
      「いや、構わん。では、少しでもゆっくりしてから来ると良い」
      「はい!」
      先輩が頷いて部屋を出ようとした。が、
      「あぁ、忘れるところだった」
      そう言ってベッドまで近付いてきた。
      「何か忘れ物で…も」
      何か忘れ物でもしたんですか?と聞こうとしたが、彼がとった行動に言葉を失ってしまった。突然、私の体の横に手を付いて身を乗り出してきたかと思うと私の顔の方に自分の顔を近付けてきた。先輩の重みでベッドが軋む。
      「せ、せせせ先輩何やって!?」
      何する気なの!?心臓が口から飛び出そうだ。慌て過ぎて思考停止状態の私を他所に、先輩が更に近付いてきて、額に何かやわらかいものが触れた。

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