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    • 2011/4/12 1:02
    • 中傷の作法(コピペ)
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    • NYタイムズは東京でフリーターをやっていたマーティン・ファクラーに記事を書かせている。
      ただ「嘘でもいいから日本の悪口を書き続けろ」という編集方針はきっちり申し送られた。
      小泉首相が靖国参拝して精神的苦痛を受けたという社民系団体の賠償請求訴訟の控訴審。
      この原告の言い分却下の裁判をファクラーは「残虐行為を働いた日本軍兵士を祀る靖国参拝に違憲判決」と書いた。判決と傍論を故意に取り違えたのだ。
      この判決が出なければ日本人はお上に文句も言えなかった。まるでオーウェルの「1984年」みたいな国のように書く。
      彼は今回の震災でも日本誹謗をやめなかった。
      津波の被害をもろに受けた伝統捕鯨の地、鮎川浜の壊滅的惨状をルポし「欧米の環境保護団体ができなかった捕鯨阻止を津波がとうとう成し遂げた」と書く。
      ファクラーは知らないだろうが、鮎川浜沖はメルヴィルの「白鯨」が棲んでいた海だ。米捕鯨船団は大平洋を越え、日本の海まで鯨を捕りにきた。捕まえた鯨は生きたまま舷側に吊るして、オレンジの皮のように皮下脂肪の層を剥ぎ取って丸裸にして海に捨てた。
      インディアンを虐殺し黒人奴隷を使いながら「自らを道徳的高みに置いて他者を偉そうに批判する」と英国人歴史家C・ソーンも書いた偽善者米国人の典型がこのファクラーだ。
      しかしNYタイムズは小賢しい。そういう批判が出てこないよう、好意的なコラムも同時に載せる。
      ただそれを日本中傷では定評のあった元東京支局長N・クリストフにやらせたからややこしくなった。
      彼は「日本から学ぶ」と題して震災の下でも威厳と優雅さを失わない日本人をその正反対の日本政府と対比する。
      (中略)
      彼は日本人のこの高い倫理観は「幼時からの教育に根ざしている」ことを息子の通った小学校で知る。
      息子の誕生会の時彼は「椅子取りゲームを子供たちに教えたが、彼ら、特に女児は他人を押しのけてまで椅子を取ろうとはしなかった。ゲームにならなかった」と書く。
      いい話だが、彼は東京支局長時代にこの話を書いている。ただマナーの良さを書いたのじゃあない。「日本の女はなんの権利も持たない。拳骨しか与えないような夫にも黙ってかしずく。椅子取りゲームでも女児は常に男である息子に勝ちを譲った」
      NYタイムズの嫌味なテクニックが見えてくる。

      高山正之 氏

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