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    • 2014/4/12 0:30
    • ドリームinアリス(2)イイネ掲載SS(貴方日記)
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    • 「…は?」
      言われた言葉にわけも無くただ零れた言葉に、誰一人気にする事もなくお茶会の準備を始める。そんな三人を眺めていると、言い知れぬ怒りが沸々と沸き起こり私は声を張り上げていた。
      「ふざけるな!」
      三人が手を止め私に注目し始めた事に[しまった]と思った。こうも静寂の中、集中して見られるのは苦手だ。上に立つ者としてはどうかと思うのだがこればかりはどうしようも無い。何時もは資料等にそれとなく視線をずらして話している事なので言葉が上手く出てこなくて掠れた空気が喉からヒュッと出た気がした。
      「茶会を始めずして終わる事は出来ないでしょ?先ず始める事が先で終わるのは後。終わりが先なら始まりはいつから?それはもう始まってるって事で良いですよね?眠いんで別にどっちでも良いですけど」
      欠伸をかみ殺し目尻に涙を溜め私に言うのは刑部だった。
      「そうですよ。神尾さん…いや、この場合帽子屋かな?時期に女王様も来ますので茶会でもして待ちましょう」
      「茶会[でも]ってなんだよ!別に飲まなきゃ良いだろ」
      「五月蝿いですよ三月、万年発情期に苛まれた哀れな兎が僕に口答えしないで下さい」「テメェーも同じだろうが白兎」
      「僕は[大輔]と違って節度あるお付き合いしてるからね」
      「はっ、ただの人脈作りだろうが」
      「…何か、言ったかな?」


      「別にどうでもいいですけど、五月蠅くて寝れないんですよね。その五月蝿く忙しく動く口を少しは閉じたらどうですかね。それともその長い耳でも詰まってるんですかぁ?」

      「本当に此処は何時来ても騒がしいね首、切るよ?」
      赤いスーツに身を包んだ穂積と白いバンダナをしてスペードマークの眼帯をした男がやって来た。
      「穂積、お前にその権限は無い」
      「権限は有りますよ、なんせ[女王様]ですからね」
      ニヤリとしたしたり顔の穂積に一瞬カッとなった瞬間両肩に何かが乗ってきた
      「まだ[彼女]は来ないから一度起きた方が良いニャ」
      うるりと目に涙を溜め、頭に獣のような耳を着け語尾に変な言葉まで付けて話すのは相浦だった。あまりに現実と逸脱し過ぎている。矢張りこれは夢なのだと再認識した途端スッと上昇する感覚がして目が覚めた

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