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- 2011/3/17 6:26
- 現実とネットのすれ違い
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- 仕事の案件もあり被災地へ行って来ました。
現場ではとにかく救助と被災者のケアで手一杯です。
被災地の公的機関(役所等々)へ個別で安否確認や何々を送りたいのだけれどという電話は現場の足かせになりますのでご注意を。
心配されている人には冷たい言葉かも知れませんが、救助する人にとってはそれが○○さんという情報は重要ではなく、今そこに埋まっている命を助けることが重要なのです。
安否確認情報は災害掲示板等々を、物資の支援相談は自身が居住している県担当部署やNPO等支援団体にお問い合わせ下さい。
輸送機関も混乱しているさなか被災地に個人が何かを送れるはずもなく、それを被災地側にどうすればと聞くというのはむしろ邪魔なだけで、何をどう送るかは被災してない側が考え集約して行動せねばなりません。
また、被災していない我々が今出来ることは、出来るだけ日常の物資や医薬品を被災地へ十分に配分出来る支援をすることだけです。買いだめ等々は避けるべきです。
次第に被災地から何が足りないかの情報が出て来ますので、助けたいという気持ちと行動はそれからでも遅くはありません。
ネット上で漠然と支援の話が多々出ていますが、『今』『現実に』『何が』求められているかをきちんと把握して、とにかく現場に迷惑をかけない行動をして欲しいと思います。
日常生活でも、温かい気持ちがこもっている分迷惑だと言いにくいことが色々あると思います。被災地や被災者を気遣うのなら、その辺りまで配慮したうえで支援をと願います。
拡散情報も、リーダーが多数いてはむしろ舵取りが出来ない混乱した状況になるだけですので、多人数が個々に発信するのではなく、統制された仕組みや組織下での『共有情報型』の活用が必要です。
個々の何かの役に立ちたいという気持ちが、ただの自己満足や逆効果になるのではナンセンスなので、個人個人におきましてはその点ご注意下さい。明確な目的や現実に実効性がなければただのトラフィック負荷にしかなりません。むやみは慎み『何もしないこと』も混乱している状況下では有益です。
現時点で最も有益な個別行動は『募金』そして『日常生活品を無駄に消費・備蓄しないこと』しかない状況と思います。
まずは、被災者の救助と生活、被災地の混乱が解消されることを願うばかりです。
- 仕事の案件もあり被災地へ行って来ました。