sorαさんとモバ友になろう!
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- 2011/12/22 7:28
- 日本代表 sorα
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どうしても欲しかった
どうしても必要だった…
油揚げが
子供と最寄りのスーパーに行き、夕食の材料をカートに積みレジに並んだ
かごの食材を半ばレジに通した時点で思い出した、油揚げの存在
後ろにもお客さんが並んでいたので、私は走って油揚げを取りに行った
素早く油揚げを手に取りレジに急ぐ…
あともう少しだった
もうレジは目の前だった
それなのに私は…
見事にすっ転んだ
すっ転び選手権があったなら、日本代表として世界に肩を並べられるほど、鮮やか且つ華やかなすっ転び
きっと拍手喝采が起きただろう
きっと表彰台の真ん中で金メダルにキスをする私が、優勝カップを掲げるなでしこJAPANの澤さんのように高々と油揚げを掲げる私が、翌日のスポーツ新聞の一面を飾っただろう
それほど見事なすっ転びを披露した
一瞬、左足首が普段曲がらない方向を向いていた
私は、握り締めた油揚げをリレーの
バトンように娘にパスをした
すました顔でレジ袋に食材を詰めそそくさとスーパーを後にするも、捻った足首がどうにも痛い
何とか歩けるので骨に異常は無さそうだが、時間が経つ毎に足首の痛みは酷くなり腫れてきた
日頃のトレーニング不足の中エントリーしたすっ転び選手権
いや、
日頃のトレーニング不足だったからこそエントリーしてしまったすっ転び選手権と言うべきだろう
油揚げを片手に神業的な『後方仰け反りからの前方スライディング足首返し』の代償は大きく、自ら披露した技を棚にあげ油揚げを憎まずにはいられない
憎き油揚げとばかりに田舎のヤンキーのようにメンチを切ってみるが、虚しさと痛みが増すばかり…
とりあえずに行ってみた
すっ転び選手権で獲得したのは、金メダルではなく
骨に入った小さな『ヒビ』だった…