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    • 2010/9/15 19:53
    • 余命一ヶ月のセミ
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    • 最近の朝は秋らしくなってきたが日なたにでるとまだ暑さを感じる。


      セミも全く鳴かなくなった。


      俺はそんな朝に何か少し寂しさを覚えた。


      ある日、糞暑いこの鹿児島市内にセミの鳴き声が聞こえた。


      俺は気持ちがよかった。


      そのセミはなぜか電信柱に止まって泣き続けている。


      俺はそのセミのおかげで学校に清々しく登校できた。


      次の日もそのセミは全く同じ場所で鳴いていた。


      俺はそのセミに『ビリー』と名付けることにした。


      ビリーはとても大きな音で鳴いている。


      対して体は大きくないのに鳴き声だけはどのセミにも負けやしない。


      …と思っているのは私だけだろうか?


      そして一週間が過ぎビリーはそろそろ終わりかな?


      と思ったが、しかし、ビリーは変わらずそこにいる。


      いつの間にか登校時にビリーの鳴き声を3分間聞く事が日課になっていたのだ。


      そしてあくる日もあくる日もビリーの鳴き声を聞いて登校した。


      一ヶ月がたつと、セミのビリーはの鳴き声がやんだ。

      俺は焦って下を見るとビリーは死んでいた。


      俺は
      『よく生きたな』


      と口に出したが内心
      『何で死んだんだ、ビリー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


      と泣いていた。


      ビリーはとっくに限界を超えていた。


      小さな生物にこんな奇跡を起こして限界を超えていた。


      だから俺もこの先いろんな事があると思うが俺も最後まで諦めず奇跡を起こしてビリーのように限界を超えたいと思う。


      ありがとう、ビリー!


      俺を若干つよくしたビリーに感謝した。


      ビリーと俺の若干の秋か夏かわからない季節はこうして終わった。

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