ぶただるまさんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2012/1/26 2:24
- 新たな危機…(その9)
-
- コメント(3)
- 閲覧(41)
-
-
- 翌朝、ぶただるまはいつものごとく起床し朝食を頬張り、会社に向かった。
思いのほか熟睡できたのか頭がすっきりしていた。
否、昨晩のベイ子との電話で自分が貫き通す意志が固まったことで気持ちにゆとりができたからなのかも知れない。
どちらにしろ、昨日とは違って体が少し軽くなった感覚をぶただるまは感じ取っていた。
・・・会社にて
ぶた「おはようございます♪」
従業員たち「おはよう、ぶたくん」
・・・
しばらくして、社員の一人がぶただるまに話しかけた。
社員「店長の話聞いた?」
ぶた「えっなんでしょう?」
社員「店長、異動するんだってさ・・・」
ぶた「そうなんですか・・・」
ぶただるまは店長の異動話自体聞かされておらず、多少なり面食らった感はあったが、異動が付き物のこの仕事、特にはそれ以上驚きはしなかった。逆に精神的な圧迫感で毎日押しつぶされることから解放されることを想像してみると内心から喜びの泉が湧き出てきそうな感覚を覚えた。
・・・
ぶた「そうなんですか・・・」
少し間をおいて、ぶただるまは社交辞令的にではあったが、同じ文言を繰り返した。あくまでも寂しいふりをして・・・
しばらくして、事務室の方から自分を呼ぶ声がした。声の主は店長だった。
店長「ぶたく~ん、ちょっと」
ぶた「は~い」
ぶただるまは店長に呼ばれるままに事務室に向かった。
(次回本当に最終回)
- 翌朝、ぶただるまはいつものごとく起床し朝食を頬張り、会社に向かった。