はるるさんとモバ友になろう!
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- 2016/4/24 14:13
- 逃げちゃダメダ!!(2) 長文デス…
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- 冷や汗とともに一気に上がる心拍数。
半比例して下がるエンジン回転数。
アクセル離すだけのナチュラル減速。
心臓バクバクしながらスピードを落とす。
赤色灯をグルングルンさせたパトカーが背後から左横へとやけにゆっくり移動してくる。
真横にパトカーがついた・・・
またがぁっでぇむ(ToT)・・・
あまり顔を動かさずに左横のパトちゃんの運転席を見る・・・
目が合った~(T_T)
心の中で叫び声が上がる。
「あ~ダメだ~、こっち見てるし・・・終わった~、納車日に、ゴールド免許なのに~、はーはー(*´д`*)してたからだ~。
「頼むからこっち来んなー、もう手遅れ。はぁぁあ~ダメ~・・・」
もう一度ちらっと自然に、不自然にパトカートの運転席を見る。
「やっぱり警官だ、当たり前だ、男二人のポリスメン・・・まだ見てるぅ~」・・・天国から地獄に落ちた事を再認識しながら、こっち見てるメンが乗ったパトカーと併走する異様に長いデスタイム。
「もぉーたまらん・・・」
左側をなるべく見ないように、じりじりと減速開始。
そっとブレーキに足を乗せる。
ブレーキランプは相手には見えない。
でもそれって意味あるのか?
いやいや微妙に不利な戦いはそっと脱出一番!!
真横で目と目が触れあうナイスポジションから次第に前に出て行く白黒警察車両。
「とりあえず・・・故意に逃げずに・・・自然に離れろ・・・
逃げちゃダメだ
逃げちゃダメだぁ~!
僕は初号機パイロットの碇シンジですっ!!・・・はぁ?」
パトカーとの距離が少しずつ開いていく。少しずつ開いていく。少しずつ。少しずつパトカーとの距離が。「間違いない! 助かった! マジで? 警告だけ?グレーソーンでのセーフか?! 助かった~(*´д`*)」
20メートル程距離が開いた頃前方のパトカーの無音の赤色灯が消えた・・・。
「やっぱり自分への警告だった(ToT)」
とにかく
「死角に入ったら自然に安全に逃走」
逃走・・・逃走・・・逃走?・・・
「父ーさーん!!」
- 冷や汗とともに一気に上がる心拍数。