～☆澪☆～さんの日記

更新する

- 2017/6/21 22:23
- 全て去る
- コメント(1)
- 閲覧(42)
- 人生にとって大切な...そう凄く大切にしなくちゃならなかったのに、それは全てを破壊し去り...
  
  長年親しんできた住居は解体...それに伴い幼馴染みとも離れ...
  
  20年に渡り苦楽を共にしてきた仕事のパートナーの退職
  
  更にここにきて、15年家族として生活してきた愛犬が『後何日生きてくれるのだろう...』というこの状況...
  
  俺は前世でよほど悪事を働いていたのだろう...
  
  今までも相当波乱万丈な人生だった
  
  でもようやく一筋の『光』が見えかけていた...その矢先に次々と襲いかかる試練...いや...試練というよりこれは拷問のようにさえ感じる
  
  罰なのか...前世ではなく、今世での俺の生き方への
  
  耐えれるのか...俺は愛犬の『死』を
  
  毎日が不安
  
  一日の大半は仕事で居ないわけで、帰ってきて玄関のドアを開けるのが怖い...もしかしたもう...そう思うと怖いのに急ぎ家の中に駆け込む...
  
  『あぁぁ～...生きてる』そう感じた瞬間、抱き上げ...涙する
  
  『あと何日一緒にいられる？』
  『頼むからもっと俺の傍に居てくれ』
  
  その言葉は今までも何度も伝えてきた...けど今は、心からの叫びとなって口に出る
  
  シリンジで水を飲ませて水分補給し
  ドッグフードを直接手で掴み口へと運んで食べさせる
  
  排泄補助をしてケージで寝かせ
  ベッドの隣へと運び共に寝る
  
  一晩中聞こえてくる辛そうな唸り...
  
  体を擦り、落ち着かせてから眠らせ...自身もほんの少し眠る
  
  『ゴメンな...何にもしてあげれんくて』
  
  謝ったところでどうにもならない事は分かっている
  
  これは運命(さだめ)なんだから
  
  生あるもの皆平等に死は訪れ、別れがやってくる
  
  それでも...やっぱ辛いよ
  
  この寂しさや哀しみ...一人で受け止めるのは苦しい
  
  それは勿論、介護が辛いからじゃない
  
  誰にも話せなくて
  誰とも共に背負えなくて
  ただただ......日に日に衰弱していくこの子を一人哀しみに暮れながら無力感にだけ苛まれる
  
  神様どうかお願いします
  
  最期は苦しまずに逝かせてあげて！
  
  俺の
  たった一人の大切な家族...瑚珀
  
  瑚珀...俺のとに来てくれてありがとう.+*:ﾟ+｡.☆
  
  安心しろ！俺は最期のその時までずっとお前の傍に居るから